皆城公蔵
みなしろこうぞう
アニメ『蒼穹のファフナー』のキャラクター（画像右）。
概要
CV:中田譲治
誕生日は1月7日。
妻の皆城鞘は故人で、皆城総士と皆城乙姫の父。公にはしていないが、蔵前果林の養父でもある。
アーカディアン・プロジェクトの責任者にしてアルヴィス司令。平時は竜宮島の小中学校の校長の職務を全うしている。
両職場の部下である狩谷由紀恵を愛人にしており、彼女が新国連のスパイだと気づいている。
本編開始より前、新国連がフェストゥムと決着をつけるべく「ヘブンズドア作戦」を計画していることを知る。成功率の低さと失敗時の竜宮島の末路、加勢するにしてもまだ幼いパイロット候補たちに訓練すら経験させていないことを考慮し、事情を飲み込んだ総士を島外に派遣して島へフェストゥムを招き、強制的にパイロットの練度を上げようと決意する。
ところが1年前のフェストゥム接近以来、防衛システムを司る乙姫を奪われる事態に備え、兵器にロックをかけたままだったことが実戦で判明したため、周囲に後を託した上で自ら解除に出向く。そしてマークエルフに武器を射出したところをフェストゥムのワーム・スフィアに飲まれて死亡した。
小説版では直接登場はせず、町長兼学校理事の設定。原作と違ってフェストゥムをおびき寄せた描写がなく（少なくとも総士は無関係の様子）、死亡する場面もない。しかし、続編と見られる劇場版の前日談小説で「（総士は）親父さんがいなくなってから、ずっと島の内部で暮らしてた」と言及されているため、時期は不明だが亡くなった模様。