くふうをばかにするなー!
プロフィール
概要
キタの町に住む地味な少年で、同じ町に住むザザ、ミグとは仲良し。ちなみに実家は道具屋。
成り行きでザザと共にニケに同行し、ノコギリ山のダンジョンを攻略した。その際、ダンジョンの謎解きやカセギゴールド戦でもニケにスモークシールド(炎攻撃を無効にする煙の鎧)を渡す等して所々で的確にフォローしていたが持ち前の地味さのせいかニケから「最後まで目立たなかった」と辛辣なことを言われる。
その後、旅のパーティに入れてもらう事で旅立ち、ネコジタ谷でニケ達と再会する。
当初は僧侶志望だったが、僧侶から派生したという職業「魔技師」に就いている。
魔技師とは、魔力を使ったアイテムを研究・開発する職業であり、新しいジャンルの為にまだマイナーらしい。
ちなみに、ノコギリ山時点でのステータスはLv1でHP:7、MP:0だったが、再会時にはLv10となり、ステータスもHP・MP共に36となっている。
人物像
基本地味なツッコミ役。パーティメンバーでは頭脳派の常識人で、主に謎解きで大きく貢献しており、ニケ達も彼には幾度となく助けられている。
体のあちこちにアイテムを隠していて、ジタリの塔ではタテジワネズミの亜種3匹を無傷で退治しており、最強説が浮上している。
コパール国で発明家アダムスキーと出会って彼に弟子入り、彼と共に様々な道具を発明する。魔境の町「アラハビカ」で自身の店を開店し、ニケ達もたびたび世話になった。
パンフォスの遺跡を巡る戦いの後はどさくさまぎれにニケにアラハビカの店舗斡旋者みたいなことを押し付けられるが、上手いこと斡旋。
騒動後はアラハビカで道具の販売、鑑定などを行う店を開いていたが、ジタリの遺跡に封じられていた「ドンカマー」がジュジュを誘拐(自分からついていったので厳密には違う)、
ジュジュ救出のため、アダムスキーと共にピグナピナ大陸へ出発しニケ達と再会、共にジタリの遺跡攻略に出発する。
続編『魔法陣グルグル2』ではジュジュが旅立つ時に同行させようとしたが、偶然にもネギを買うという理由で外出していて不在だったので、登場が先延ばしとなり「秘境ズックニィ」編からようやく登場。しかし、最初はククリもニケも彼の顔をド忘れしていた(名前を覚えているかも怪しかった)ため、「お友だち召喚」に失敗してしまう。
だが、ジュジュが機転を利かせ、間違って呼ばれた人物の象徴であるヒゲを剃らせ、ギップルに頼んでアラハビカに居る本人に付ける事で「本人を間違ったイメージの方に近づける」という発想の逆転で呼び出しに成功する。
ズックニィへの入り口を見つけ出したが、ニケ達とはぐれている間に魔王に遭遇してしまい、魔法陣「かおあらってでなおせ!」によって他の冒険者達と共にスタート地点(彼の場合はキタの町)に飛ばされてしまった。
アニメでの扱い
アニメ第1作(1994年版)では何かと裸に縁があり、カセギゴールド戦では事前にボスの弱点を紙に書いてメモしていたが、いざ使おうとした時には無くしてしまう。目の前に女の子であるミグがいたにも関わらず、大慌てで服を脱いでメモを探し始める。(無論、ミグにぶっ飛ばされた。)メモに関してはベームベーム召喚の後で見つけ出すがその頃にはニケが弱点を攻撃してトドメをさしていたので完全に無駄な努力で終わった。そして、その後の劇場版でも謎解きの為にククリの「お友だち召喚」の魔法陣(2とは別物)で召喚されるが何故か全裸だった。お風呂に入ろうとしてた時に呼び出されたかららしいがその時ニケには「やっぱりそういう趣味が」と言われているので、露出狂と誤解されている模様。原作においても、ネコジタ谷でニケと一緒にケムケムに服を脱がされる場面がある。ちなみにアニメ第3作(2017年版)では下着はふんどしだった。
余談
「魔法陣グルグルランド+」の作者コメントによると「(キタキタおやじと同じく)この人も一回きりのつもりでしたが、出していくととても便利、スムーズに話が進むので準レギュラーになりました」とのこと。
ガンガンONLINEで開催された人気投票では第9位にランクイン。中間時は第10位だった。
中間時は爺ファンタジーに負けており、「せめて爺ファンタジーより上位に」とコメントした投票者がいらっしゃったが、無事その願いが叶った。
その票差は7票と僅差で勝利、よかったね!