三流悪役
さんりゅうあくやく
全く理にかなっていない作戦を立てたり、主人公を抹殺するつもりが逆に成長を手助けしている、などの間抜けな行為をして、最終的にやられてしまう悪役。
概要
有名な三流悪役は、クッパ、バイキンマン、ドロンボー一味、ピラフ一味、ロケット団など。
主に、「変な作戦を立てて、味方側を捕まえようとして失敗してしまう」「謎の爆発に巻き込まれ、次の回には元に戻っている」「最後の手段として巨大化し、敗北してしまう」というワンパターンな行動を繰り返すのがお約束となっている。「トムとジェリー」のように、主人公と三流悪役の追いかけっこを続けるオムニバス形式の話にもよく登場している。
悪役の基地で主人公と同じように日常生活を送っていたりして、裏の主役を兼ねていることもある。
「地球戦隊ファイブマン」の「さかさまデー」の回のように、唐突に弱体化し、使いっぱしりにされてしまうことも。
主に子供向けアニメに出てくる憎めない悪役が有名だが、子供向けアニメ以外に出て来る場合もある。
真面目に戦っている悪役、トラウマを植えるほど強い悪役が(戦いが長期戦化している為、序盤は普通の悪役に見えるものの)、最後は三流悪役のように散っていくパターンもある。