『プラダを着た悪魔』(The Devil Wears Prada)とは、ヴォーグ誌の女性編集長のアシスタントを務めた経験を持つ、ローレン・ワイズバーガーが執筆した2003年発刊のアメリカ合衆国の小説作品、2013年には続編にあたる「Revenge Wears Prada: The Devil Returns」が発刊された。
及び2006年に公開されたアメリカ映画。配給は20世紀フォックス。
Pixivでは映画版の作品が多い。基本ここでは映画版について解説する。
ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったヒロインが、鬼のような上司に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつ等身大で描き出す。
ストーリー
大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークへとやって来た女性、アンディ。
軽い気持ちで一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタントを志望して面接を受けて合格。
オシャレにとことん疎い彼女は、それが次へのステップになればという程度に考えていた。
だから、ミランダが何者かもまるで分かっていなかった。彼女こそは、その絶大な影響力に誰もが恐れおののくファッション界のカリスマだった。
ミランダは“プラダを着た悪魔”の異名を持ち、部下たちに厳しかった。彼女の要求に応えられる人間はおらず、歴代アシスタントは次々とクビになっていたのだ。
朝も夜もなく四六時中浴びせられるミランダの理不尽な命令に、いつしかアンディの私生活はめちゃくちゃに。恋人ネイトともすれ違いが続いてしまう。こうして、早くもくじけそうになるアンディだったが…。
登場人物
登場人物 | 俳優 | 吹替(ソフト/日本テレビ) | |
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ミランダ・プリーストリー | メリル・ストリープ | 宮寺智子/夏木マリ | 雑誌「ランウェイ」の編集長でファッション業界の重鎮 |
アンドレア(アンディ)・サックス | アン・ハサウェイ | 小松由佳/小林沙苗 | 主人公。ミランダの第2アシスタント |
エミリー・チャールトン | エミリー・ブラント | よのひかり/松谷彼哉 | ミランダの第1アシスタント |
ナイジェル | スタンリー・トゥッチ | 小形満/岩崎ひろし | 「ランウェイ」のアートディレクター |
クリスチャン・トンプソン | サイモン・ベイカー | 真殿光昭/東地宏樹 | 著名なフリーライター |
ネイト | エイドリアン・グレニアー | 永井誠/加瀬康之 | アンディの同棲している彼氏 |
リリー | トレイシー・トムズ | 清水千恵/ | アンディやネイトの友人で写真家 |
ダグ | リッチ・ソマー | 大久保利洋/ | アンディやネイトの友人で投資アナリスト |