概要
1982年11月12日生まれ。ニューヨーク州ブルックリン出身。身長173cm。
父親は弁護士、母親は舞台女優という家庭で育つ。兄と弟がそれぞれ一人いる。
名前はウィリアム・シェイクスピアの妻、アン・ハサウェイに因む。
カトリック教徒の家庭に育ち、本人も修道女になりたいと考えていた。しかし、アンが15歳の頃に兄がゲイであると知り、兄の性的指向を認められない宗教には所属できないと一家でカトリック教会から離脱し、アン本人も修道女の夢は諦めることになった。
高校時代はサッカー部や演劇部のほか、合唱団にも所属しており、オールイースタン高校選抜合唱団の一員として、カーネギー・ホールの舞台に立ったこともある。
高校卒業後はニューヨークの俳優養成学校に通い演技について本格的に学んだ。
1998年ごろから芸能活動を始め、テレビドラマ『ゲッド・リアル』で初めてのメインキャラクターを演じる。
その後『プリティ・プリンセス』で大きな注目を集めるが、数年間は「プリンセス」のイメージに悩まされ、次の仕事になかなか繋がらない状況が続いた。
2005年の『ブロークバック・マウンテン』、2006年の『プラダを着た悪魔』で大きく方向転換を図り、清純派アイドル的な立ち位置から幅広い役柄を演じる女優として大きく躍進を遂げる。
2012年の『レ・ミゼラブル』にてファンティーヌ役を演じ、その演技力と歌唱力が高く評価され、アカデミー賞助演女優賞、ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞した。
私生活では俳優のアダム・シュルマンと2012年に結婚。
2016年に第一子が、2019年に第二子が誕生している。
12歳から菜食中心のベジタリアンとなり、特に2012年ごろからは体型維持の都合もあって肉や魚を全く摂取しないヴィーガンとなっていた。しかし、この食生活もあって、撮影や出産ではかなり体力を消耗したという。
あるとき『インターステラー』で共演したマット・デイモンと会食することになり、そこでたまたまサーモンを食べて「脳がコンピュータを再起動したみたいになった」ことで、ヴィーガン食をやめて少しずつ動物性の食品を口にするようになる。2019年時点では既にベジタリアンではないと公言している。
主な出演作品
映画
- 2001年『プリティ・プリンセス』(The Princess Diaries)
- 2006『プラダを着た悪魔』(The Devil Wears Prada)
- 2008『レイチェルの結婚』(Rachel Getting Married)
- 2010『アリス・イン・ワンダーランド』(Alice in Wonderland)
- 2012『レ・ミゼラブル』(Les Misérables)
- 2012『ダークナイト ライジング』(The Dark Knight Rises)
- 2014『インターステラー』(Interstellar)
- 2015『マイ・インターン』(The Intern)
- 2018『オーシャンズ8』(Ocean's Eight)
- 2020『魔女がいっぱい』(The Witches)
関連イラスト
関連タグ
甲斐田裕子…日本での吹き替えを主に担当