曖昧さ回避
- 北欧神話に登場するアース神族の女神の一人。ゲフィオン(Gefion)。
- ゲーム『テイルズオブザレイズ』に登場するキャラクター。本項で解説。
概要
「──さぁ、始めるぞ。アイギスを癒すエネルギー、"アニマ"に満ちた、異世界の具現化を!」
CV:山口由里子
性別:女性、年齢:37歳、身長:164cm、体重:49kg
『レイズ』の主要オリジナルキャラクター。
常にフードと仮面を被るセールンドの謎の宰相。滅びの危機に向かうティル・ナ・ノーグを救う為に、鏡の盾「アイギス」の修復を急いでおり、その為に鏡士の家系であるイクスとミリーナに助力を求める。一部ではセールンドの敵国、ビフレストから送り込まれたスパイではないかと噂され、救世軍をはじめとする反抗勢力が存在する。
宰相になる前の素性や経歴は鏡士の力がある事以外は殆どが不明で、ガロウズですら「昔、魔鏡技術の開発に携わっていた」程度の事しか知らない。
宰相就任後の行動の真意も不明で、時折、予定をキャンセルして王宮を出る事もあるが、詳細は側近ですらわかっていない。
一方で、国王デミトリアスからの信頼は厚く、彼から極秘の任務を与えられる事もある。また、魔鏡戦争で家族と左腕を失ったガロウズを救い、彼を魔鏡機器の整備・運用担当に抜擢する等、優しさを見せる事も。
世界の危機を知る者としてイクスとミリーナの旅を補佐するが、7章序盤では王宮を発って以降、一時的に姿を見せておらず、その間はデミトリアスが補佐を代行している。
余談
PV2弾のナレーションは彼女の役を演じる山口氏が担当している。
また、プロローグでオーデンセを流星群が襲った後の、謎のモノローグの声の主は彼女のようだが…?
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その正体(ネタバレ注意)
以下ネタバレ注意
その正体はもう一人の「ミリーナ・ヴァイス」であり、仮面の下の素顔もミリーナと同じである。
話は数十年前のティル・ナ・ノーグの歴史にさかのぼる。
当時セールンドとビフレストは戦争を繰り広げていた。
その時、オーデンセもその戦に巻き込まれており、滅ぼされる。
この際に当時のイクスも死亡しており、彼女は絶望した。
そんなイクスを想った彼女は幼馴染みのフィル(この時代のフィリップ)と共にカレイドスコープを使ってビフレストに復讐しようとする。
ところがその際にカレイドスコープに不具合が生じて暴走、更に世界全部を滅ぼしかけた。
贖罪のために彼女は世界を復元させようとするが、オーデンセとセールンドのみしか復元できなかった。
この復元された世界こそが『テイルズオブザレイズ』の舞台となっている「ティル・ナ・ノーグ」である。
主人公を務めるイクスはゲフィオンによって復元された存在(3代目、2代目はプロローグでアイギスの破片がオーデンセに降り注いだ時に死亡)であり、そのイクスの幼馴染みにあたるミリーナはイクスを守るためにゲフィオンによって生み出された2代目である。
「アイギス計画」とは、ゲフィオン…初代ミリーナによる自身を犠牲にしてでもアニマの流れを整えて世界を完全に復元させようとするプロジェクトであり、これを実行するためには大量のアニマが必要になる。
イクス達にアニマを増やすための具現化の旅を指示していた理由はこのためである。