クシャルダオラとはカプコンの『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスター。 通称『風翔龍』『鋼龍』または「クシャル」。
概要
『モンスターハンター2(dos)』(MH2)で初登場。というか普通にMH2のパッケージアートにいる。
風を操る力があり外敵を見つけると風を纏ってバリアにするが、角を折ったり毒状態にするとそれが出来なくなる(MH4では完全に風のバリアを消滅させることはできなくなった。一応、弱体化させることはできるが…)。また、口から強力なブレスを吐いて敵を攻撃する。ブレスは密林や街などでは無属性だが、雪山では氷雪を巻き上げるため氷属性になる。MH4では出現場所に関わらず氷属性になっているほか、ベリオロスのように巨大な竜巻を発生させることが可能となっている。
甲殻は外骨格化しているらしく、肋骨を思わせる胸元にソレを見て取れる。
普段は灰色の体色だが、たまに錆びている。
錆びたクシャルダオラは気性が荒くなり、街へ飛来して来る事もある。
早い話が八つ当たりであるが、それを良いことにカモられているのが現状である。
こうなると体が思うように動かなくなるため脱皮をする。
そのシーンのムービーでは全身純白から鋼色に変わっていく幻想的な姿を見せてくれる。
脱皮など古龍の中でも生態は解っている方。ただ、上記のように錆、鋼、白とバリエーションがあり、生態に謎が多かった頃はクシャルダオラを体の色から3つの亜種がいると考えられていたことがあったようだ。
鉱石食かつ体表が金属質と言うことだが、密林や砂漠で弱らせた場合、採掘ポイントでの食事や水飲みのシーンを見る事が出来る。
専用BGMは「嵐に舞う黒い影」。
『モンスターハンターポータブル 2nd G』(MHP2G)以後はしばらく出番がなかったが、ニンテンドーダイレクトで公開されたMH4のPV第4弾のラストでサプライズ的な登場を果たし、久々にカムバックすることが確定した。
評価・人気
翼の形状を差し引いてもベーシックなドラゴンであり、邪龍の印象が強調されているミラ系ほどの悪役臭も無い。
このようにビジュアル面で恵まれているためか創作に好まれる傾向がある。
装備も『モンスターハンターポータブル 2nd』(MHP2)まで錆色でぱっとしなかったのが、MHP2Gになって銀色に磨き上げられ人気が急上昇した。
……のだが、如何せんMH2のシステムが討伐を面倒にするものであったために狩猟対象としては嫌われる一方で、MHP2では「毒」に「麻痺」に「閃光」に「スタン」と、もはや手も足も出ない状態でハンターに討伐されてしまうことで、やっぱり面白みがない。
ファミ通クエではその攻撃力と一本勝負と言うことでかなりの健闘を見せるが、面倒じゃないからという理由で狩られる事も多々ある。