概要
ガチャガチャと特徴的な音を立てながら紙に活字を打ち込んでいく、電化製品が普及する前からある機械。
欧米で発明されたものなのでアルファベットのみが打ち込める英文タイプライターが基本だが、日本で和文タイプライターも作られている。
後のワープロ・PCにおけるキーボードの配列はこのタイプライターでも用いられた「QWERTY配列」を採用している。
活字を綺麗に打ち込めることで誰でも読みやすい文面を作れるのが利点となるが、早く打つにはそれなりの技術を要するため、タイプライターが打てると言うだけで専門職として成立した時代もあった。(下手に早く打ち込むと活字を動かすアームが絡まり故障の原因となるため、独特のコツが必要だった)
特徴的な音からトミーガンの別名として言われる事も。→シカゴタイプライター