概要
大気中の水蒸気を始めとする「水」を「氷」に変えるという特性を有しており、湿気が多いほど
有利になる。解号は「霜天に坐せ『氷輪丸』(そうてんにざせ『~』)」
能力
始解
刀自体は普通の刀よりも少し長い程度だが、彼の身長に対しては長いため背負っている(劇場版第二作では腰に挿している)。氷雪系最強の斬魄刀。能力解放と共に柄尻に鎖で繋がれた龍の尾のような三日月形の刃物が付き、溢れだす霊圧が触れたもの全てを凍らせる水と氷の竜を創り出す。斬魄刀そのものにも、触れたものを凍らせる能力が付加する。
卍解
【卍解】の名は『大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)』。
能力解放と共に、刀を持った腕から連なる巨大な翼を持つ西洋風の氷の龍を日番谷自身が纏い、背後に三つの巨大な花のような氷の結晶が浮かぶ。このとき刀身の鍔が微妙に変化し、元々の鍔に少しずらした鍔が重なっているような形状となっている。
三つの巨大な花のような氷の結晶が全て砕けない間はまだ完全に卍解しきっておらず砕けることで本来の大紅蓮氷輪丸の能力を行使することができる。
本人曰くまだ未熟なためか子の状態になると少し老ける(実際は日番谷冬獅郎自体身体的に成長しきっていないため成長といった方が正しい)。
その能力は四歩の内踏みしめた空間のあらゆる物体を完全に氷結させ、日番谷本人に振れたものも短時間で氷結させるなど完全開放前の大紅蓮氷輪丸とは一線を画している。
技
「千年氷牢」(せんねんひょうろう) | 無数の巨大な氷柱を敵の周囲に発生させ、閉じ込めて一気に押し潰す。 |
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「群鳥氷柱」(ぐんちょうつらら) | 無数を氷柱が群鳥のように敵に飛ばす。 |
【卍解】 | 『大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)』 自らが『氷輪丸』の具象化姿と同様の巨大な氷龍に変身する。 |
関連イラスト
斬魄刀異聞篇
CV:浜田賢二
顔に×印の白い傷跡があり、碧色の長髪と銀色の瞳で薄紫の着物を纏った青年風の姿が特徴的で、手足は氷。
他の斬魄刀と違い、実体化の際に記憶を失い、名前や持ち主である日番谷の事など、全てを忘れていた。どういうことなの?
村正と同行する理由も無い為、「氷雪系最強」の斬魄刀たる自身を操る真の持ち主、ひいては真の居場所を探し彷徨っている所を黒崎一護に発見される。
直後に日番谷と対面し、「氷雪系最強の自分の主が子供な筈は無い」と彼を否定するが、日番谷との戦闘で自分の力を取り戻し、扱った攻撃とそれに込められた想いを受けて記憶を取り戻すと、日番谷の元へ帰るのだった。
性格は「忠犬」。日番谷の元を離れず、離れようとするといじける。同じ青年体の千本桜とは別な意味合いでの「天然」で、外見とのギャップが激しい。
松本乱菊に茶坊主にされるなど、アゴで使われている。