日番谷冬獅郎を処刑せよ。
概要
護廷十三隊十番隊隊長・日番谷冬獅郎を中心にしたストーリーで、本作オリジナルの過去も描かれる。
破面篇の設定が少しだけ反映されているが、基本は尸魂界篇の雰囲気ほぼそのままである。
恐らく新隊長天貝繍助篇同様、グリムジョー戦後に井上織姫を連れて全員現世に帰還したパラレルと思われる。
ストーリー
尸魂界の王族の秘宝“王印”を警護していた日番谷冬獅郎率いる十番隊は、運搬中に謎の一団の襲撃に遭い“王印”を奪われてしまう。同時に、首謀者と刃を交えていた日番谷も失踪を遂げる。
数日後、「日番谷逃亡」の報せを受けていた黒崎一護は森の中で傷つき「クサカ」という言葉を残して倒れた日番谷を発見し保護するが、何も言わずに去ろうとする日番谷と刃を交えてしまい、加えて日番谷は突如現れ日番谷の身柄を要求してきた謎の少女「イン」と「ヤン」を追うように立ち去ってしまう。
一護は日番谷が残した「クサカ」という言葉と謎の虚を手がかりに、朽木ルキアと阿散井恋次と共に日番谷を探し始める。そこで明らかになったのは「草冠(クサカ)」という死神がその昔いたのだが、すでに死んでいるという事実だった。
更に謎を追う日番谷捜索隊であったが、本人によって撃退されてしまう…。
疑惑が深まる日番谷に対し、尸魂界はついに日番谷処刑命令を下す。
果たして、日番谷は本当に裏切ったのか? 謎の虚の一団は? 王印に隠された秘密は? すべての死神を巻き込んだ戦いが今始まる。