「ここで永久に凍ってろ」
概要
大気中の水蒸気を始めとする「水」を「氷」に変えるという特性を有しており、湿気が多いほど有利になる。
解号は【霜天に坐せ『氷輪丸』】(そうてんにざせ『~』)。
本体は氷の龍の姿をしている。日番谷が死神になる前から存在しており、精神世界にいた。
原作では単行本32巻巻末の番外編、アニメでは斬魄刀異聞篇239話に登場。
能力
刀自体は普通の刀よりも少し長い程度だが、彼の身長に対しては長いため背負っている(劇場版第二作では腰に挿している)。始解と共に柄尻に鎖で繋がれた龍の尾のような三日月形の刃物が付き、溢れだす霊圧が触れたもの全てを凍らせる水と氷の竜を創り出す。斬魄刀そのものにも、触れたものを凍らせる能力が付加する。
詳細はリンク先を参照。
技
- 真空多層氷壁(しんくうたそうひょうへき)
副隊長である松本乱菊との連携技。
乱菊の灰猫の灰で多層の壁を作り、その壁の表面を薄い氷の壁で覆い、灰猫を刀に戻すことで真空の層を持つ氷壁を作成する。氷の天敵である炎属性の攻撃もある程度防ぐことが可能。
鋭利な形状に変えて攻撃することも可能。
- 綾陣氷壁(りょうじんひょうへき)
氷を細かく編み込んだ氷壁を出す。
しかしバズビーのバーナーフィンガー1にあっさり破られてしまった。
- 六衣氷結陣(ろくいひょうけつじん)
地面の六ヶ所に氷の結晶を仕掛け、踏み込んだ標的を氷柱で包み潰す設置式の技。
斬魄刀異聞篇
CV:浜田賢二※メイン画像右の男性
顔に×印の白い傷跡があり、碧色の長髪と銀色の瞳で薄紫の着物を纏った青年風の姿が特徴的で、手足は氷。
他の斬魄刀と違い、実体化の際に記憶を失い、名前や持ち主である日番谷の事など、全てを忘れていた。どういうことなの?
村正と同行する理由も無い為、「氷雪系最強」の斬魄刀たる自身を操る真の持ち主、ひいては真の居場所を探し彷徨っている所を黒崎一護に発見される。
直後に日番谷と対面し、「氷雪系最強の自分の主が子供な筈は無い」と彼を否定するが、日番谷との戦闘で自分の力を取り戻し、扱った攻撃とそれに込められた想いを受けて記憶を取り戻すと、日番谷の元へ帰るのだった。
性格は「忠犬」。日番谷の元を離れず、離れようとするといじける。同じ青年体の千本桜とは別な意味合いでの「天然」で、外見とのギャップが激しい。
乱菊に茶坊主にされるなど、アゴで使われている。