CV:石田彰
概要
阿散井恋次の話によると彼は既に亡くなっており、冬獅郎が霊術院を卒業した直後らしいが…。
関連タグ
ネタバレ注意
草冠は冬獅郎の親友であり、霊術院時代仲良く過ごしていた。冬獅郎と同じ斬魄刀「氷輪丸」を持っていた。草冠は冬獅郎を天才だと賞し、彼の才能に嫉妬しながらもそれ以上に彼に対して友情を抱いており、尸魂界に忠誠を誓っていた。
しかし、同じ斬魄刀を持つことは許されず、中央四十六室からお互いに殺し合うように命令される(何故同じ斬魄刀を持ってはならないのか明確な理由は明かされていない)。草冠は冬獅郎と戦うことを選ぶが冬獅郎は最後まで拒否を続けていた。しかし、結果的に冬獅郎が勝利し、草冠は隠密機動により殺害された。恐らく、草冠の目元の火傷はこの戦いでできた傷。
その後、草冠は王印の力により蘇生し、虚圏に潜伏していた。機会を見計らい、王印を強奪、冬獅郎とも手を組もうとするが冬獅郎はこれを拒否。草冠が冬獅郎と手を組もうとしていたのは王印の力を解放させる為。この王印は卍解を会得している者が斬ることで時間、空間、次元を操ることが可能であり、草冠はその為に冬獅郎を仲間に引き入れようとしていた。しかし、それが無理と判断すると自ら王印を斬り、その力を振るう。しかし、卍解を会得していない草冠では王印の制御は不可能であり、王印が暴走し、尸魂界が崩壊する危機を迎えてしまう。
最初、冬獅郎は一人で草冠と決着を着けようとするが、黒崎一護の言葉により一護達と協力することに決め、結果、一護と共に草冠の暴走を止めた。
最後に草冠と冬獅郎の一騎討ちになり、またしても冬獅郎に敗北した草冠はやはり冬獅郎は天才であったこと、二度も同じ相手に殺されたこと、そして「もし俺達が…」と言い残して消滅した。冬獅郎には草冠が言おうとしていた言葉の意味が分かっていたのかもしれない。
その後、草冠の墓に冬獅郎は松本乱菊と共に訪れ、草冠の刀を墓に置いて行っている。これが冬獅郎なりのけじめなのだろう。
斬魄刀
始解の名は【氷輪丸】(ひょうりんまる)。
日番谷と同じ斬魄刀。
基本的な能力は同じだが、鍔の形状と発する氷の色が異なる。
なお、卍解は未習得。