フレデリカ・グリーンヒル

ふれでりかぐりーんひる

フレデリカ・グリーンヒルとは、「銀河英雄伝説」の自由惑星同盟サイドの登場人物（画像奥）。

概要

CV：榊原良子（OVA版）、桑島法子（OVA版子供時代）、遠藤綾（TVアニメ版）

宇宙艦隊総参謀長ドワイト・グリーンヒル大将の娘。金褐色の髪にヘイゼル（はしばみ色）の瞳をした女性。抜群の記憶力を誇る明晰な頭脳の持ち主だが、料理には発揮されない。ただし、はさむものなら得意。

14歳の時に母と住んでいた惑星エル・ファシルが帝国軍の侵攻を受ける。この時、逃亡した上官に代わって民間人を避難させるという重責を担った21歳のヤン・ウェンリー中尉に食事の差し入れをするが、紅茶党の彼に文句を言われる。

脱出行の後、「エル・ファシルの英雄」ではなく「ヤン・ウェンリー」を追って士官学校を次席で卒業し、優秀な人材を求めていたヤンの副官となる。翌年、父がクーデターの首謀者となり解任を覚悟するが、他ならぬヤンの望みで彼のそばに留め置かれる。クーデター終結後に父の訃報を聞き、2時間で職務に復帰した。

数年後、2人揃って不器用なプロポーズの末に退役したヤンと結ばれ、ヤンの部下たちには降嫁と揶揄された。