金田正一とは元プロ野球選手(投手)である。左投左打。
概要
1950年に高校を中退し、国鉄スワローズに入団。弱小球団のエースとして、1951年から15年のうち14回20勝以上を挙げる活躍をみせ、大エースとして「金田天皇」とまで呼ばれるほどであった。その後読売ジャイアンツに移籍し、通算勝ち星400勝は、現在でも日本プロ野球記録である。
長嶋茂雄のデビュー戦で、4三振を奪うなどのエピソードにも事欠かない。また、投手としてでなく打者としても通算38本塁打を放っており、投手の本塁打記録としてはトップであったが、二刀流プレイヤーとして日米球界を現在賑わせている大谷翔平選手が日米通算50本塁打を2018年4月4日(日本時間5日)にマークした。
現役引退後はロッテオリオンズの監督を2度務めており、1974年には日本一に輝いている。また名球会を創設。初代会長として、名球会入りした選手が出るたびに、金田がブレザーを贈るシーンは恒例となっている。
鉄人28号の金田正太郎の名前の由来でもある。
実弟の金田高義、金田星雄、金田留広は元プロ野球選手。(1軍経験があるのは留広のみ)
息子は俳優の金田賢一。甥に元プロ野球選手の金石昭人がいる。