概要
リクことミカミ・リクが使用する、ダブルオーガンダムをベースにした改造ガンプラ。
ダブルオーの素体の良さを活かしつつ、以前より製作し飾ってあったGバウンサーをはじめとしたキットのパーツなどを持ち寄ってリクの思うままにカスタマイズした機体である。一晩で仕上げたためにミキシングのみで高度な改造技術は使われていないが、両肩のコーンスラスター基部にバーニアとウイングが追加された事でダブルオーライザーの特性に近い予想外の機動力を生み出し、攻守共にバランスの取れた性能を獲得した。
頭部はアンテナが追加されてセンサー類の機能が強化されているが、リクはただかっこいいからという理由で追加しており、機能面での強化は想定外のことだった。
更に基本武装にも、見た目は変わらないがリクが使いやすいように調整が施されている。
自在にカスタマイズ出来る拡張性を秘めていて、カスタムパーツの追加や交換によるパワーアップが可能である。
ちなみに青と白が主体のカラーリングは、サッカー少年でもあるリクのスポーツ選手のユニフォームイメージから。
ある程度ガンプラの製作経験はあるとはいえ初めての本格的な改造でこの完成度の高さは、リクのダイバーとしての高い才能とセンスを感じさせるものとなっている。
オリジナルと同様にトランザムが発動可能である。
しかし初使用時に、サラから「その子が苦しがっている」「トランザムは使わないで」と聴いたリクは、その場で「トランザムは、もう使わない」と約束した。しかしながら、その後に発生したオーガ刃-Xとの戦闘で、リクは苦渋の末にトランザムを使用。結果としてダブルオーダイバーは、GNドライブの破損によって、行動不能となってしまう。その窮地をサラに救われたリクは、自らの未熟さを自覚し、サラへの感謝と謝罪と共に、スキルを上げるまでトランザムを封印することを改めて約束した。
初めてのGBNに使用する機体は元から決めていた訳ではなく、数千種類、30以上の作品の中から決定打になるものが決めかねていたが、謎の粒子に導かれ、たどり着いた先にあったのが『00』シリーズの『ダブルオー』であった。
武装
GNソードⅡ
ビームライフルとGNソードとしての機能を併せ持つ複合兵装。
ベース機であるダブルオーガンダムの物をそのまま使用しているが、クリスタルセンサーの色はセブンソード装備時のクリアグリーンに改められている。
リクはより感覚的に扱うために変形モーションを一部省略しており、ライフルモードでは刀身を回転させず、ソードモードではストックを前腕部コネクタに接続したまま使用する。
GNビームサーベル
腰背部に装備されたビームサーベル。
こちらもダブルオーガンダムの物と機能・デザインは変わらず、出力調整でビームダガーとしても使用可能。
リクは刹那・F・セイエイをリスペクトしてか、GBNにおける初ミッションでは投擲武器として使用していた。
スーパーGNソードⅡ
GNソードⅡの刀身を変更してパワーアップさせた拡張装備。
使用しない場合、刀身部はGNドライヴ下部に装着される。
GNダイバーソード
両肩部に追加される大型剣。
刀身基部に大型のGNコンデンサーを搭載している。
トランザム
オリジナルと同様の特殊機能。
ダイバーエースユニット
追加装備となるバックパック、膝アーマー、薄型ドライヴカバーの複合セット。