CV:梶裕貴
概要
Playmakerと同じくデュエルディスクにイグニスを宿すデュエリスト。
一人称は「僕」で、やや気弱な性格。また、機械やネット音痴な側面もある。
その正体は遊作と同じ「ロスト事件」の被害者であり、不霊夢は尊のデータを基に作られたイグニスである。
ロスト事件で心に傷を負っていたため、ハノイの騎士による事件が解決するころまではずっと家に引きこもっていた。
しかし、彼の前に不霊夢が現れたことでロスト事件の真相や、「LINK VRAINS」で暗躍する新たな敵の存在を知り、自分の運命に立ち向かうことを決意。
同じくイグニスを持つ遊作に接触するため、彼の通う高校へと転校してきた。
また、同じロスト事件の被害者という境遇でも強く生きる遊作に憧れを持っている。
VR空間では「Soulburner」と名乗っており、現実世界とは違い一人称が「俺」になり、熱血な性格になる。
使用デッキ
炎属性のサイバース族【転生炎獣(サラマングレイト)】を中心としたデッキ。
リンク召喚を主軸とする点は遊作と同様だが、リンクモンスター1体を素材に、全く同じリンクモンスターを再度リンク召喚する「転生リンク召喚」が最大の特徴。
エースカードは「転生炎獣ヒート・ライオ」。
使用スキル
- バーニング・ドロー
自分のライフポイントを100になるように支払い、払った数値1000ポイントにつき1枚カードをドローするスキル。ライフを大幅に失うことになるため、アバターへのダメージも大きい。
余談
演じる梶裕貴は遊戯王シリーズ初出演となる。
氏は遊戯王シリーズや遊戯王OCGのファンではあったが、金欠でOCGが出来なかったと自身のTwitterでコメントしていたが、穂村尊を演じることで間接的にOCGをプレイすることとなった。
2期から登場し、主人公にフレンドリーに接してくる転校生ということで、これまでの遊戯王シリーズを見てきたファンからは大いに警戒されていた(だいたいこいつのせい)。
いざ登場してみれば遊作と同じくロスト事件で心に傷を負った被害者であったが、同じ事件の被害者の中にもロクでもないやつがいたり、上述の通り、SoulburnerとのギャップとOPのワンカットで前髪をかき上げてどこか荒々しい側面がある様なことが描かれているので油断はできない状態である。仮に彼ルートではなくても、こっちルートの可能性も否定できない…のが遊戯王の転校生キャラの宿命と言うべきか、お約束というべきか。
一方、Soulburnerのキャラクターデザインや性格、デュエルスタイルなどが典型的なホビーアニメの主人公像に近いため、「遊作よりも主人公っぽい」という意見もある。
また、一般的には主人公属性の象徴とも言えるのに遊戯王では冷遇されがちな炎属性の使い手であるため、「あれ?これ遊戯王だよね?」という斜め上なツッコミが入ることも。