概要
CV:寺島拓篤
黒木貴和とは、『探偵チームKZ事件ノート』のキャラクター。
探偵チームKZのメンバーの一人の男の子。
若武和臣、上杉和典、小塚和彦とは同じ塾の生徒で、サッカーチームKZのチームメイト。
同年代の中では背が高く雰囲気も大人びている上、女性には誰に対しても優しくするフェミニストだが、女性に対しては誰とは問わずに話しかけるためチャラいと思われている面もある。
国内外問わずに友人が多く、KZではその人脈を活かした情報収集を行う「対人関係のエキスパート」。
一方で、他のKZメンバーのように両親の職業や家族構成が明示されておらず、「家の固定電話がつながらない」「夜遊びを咎める保護者(大人)の気配がない」など、その家庭環境には謎が多い。
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出生の秘密(ネタバレ回避)
原作者の藤本ひとみ本人が手がける外伝シリーズにおいて、国内屈指の経済力を持つ旧財閥が主導した研究プロジェクトによって生み出されたデザイナーベビーであるという事実が明かされている。
名目上の養父とは血縁関係はなく、連絡は取れるが、親子らしい交流はない。
KZメンバーの中では、こちらも母親との関係に問題を抱える上杉だけが唯一互いの事情を知る相手である。
また、その特異な出生から研究対象としても扱われており、特にその調査内容に黒木本人は深い屈辱と絶望を抱いている。
本編シリーズが青い鳥文庫という児童向けレーベルで出版されているために、「複雑な家庭の事情を抱えるらしい」程度の描写に留められていると推察される。