ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

カードテキスト

永続罠

1000ライフポイントを払って発動する。

このカードがフィールド上に存在する限り、

フィールド上に表側表示で存在する効果モンスターの効果は無効化される。

概要

フィールド上に存在しているすべてのモンスターの効果を封じることができる。

支払うライフは多めなものの凶悪な効果を持つモンスターの増えている現状での効果モンスター封じの強力さは今更語るまでもないだろう。

自分の効果モンスターも効果を無効にされてしまうという欠点があるが、これを逆手にとってデメリット持ちモンスターのデメリットを無効にするカードとして使うことも可能。

例えばゴブリン突撃部隊は攻撃力2300で毎ターン攻撃でき神獣王バルバロスはリリース無しで召喚できる攻撃力3000というとんでもない性能のモンスターと化す。

このように強力な効果を持つが抜け穴も多いので注意。

以下無効にできない例

  1. フィールド以外で発動する効果。手札で発動するオネスト、墓地で発動するクリッター、除外ゾーンで発動する異次元の生還者などがいる。
  2. 効果解決時にフィールドにいない場合。自身をリリースして発動するならず者傭兵部隊などの他、効果発動にチェーンして神秘の中華なべなどを使いフィールドから離した場合など。
  3. モンスター効果として扱わないもの。例えば粋カエルのシンクロ素材にできないという部分。同じようなテキストなのに無効にできたり出来なかったりと非情(非常?)にわかりにくい。まるで意味がわからんぞ!と言いたくなるだろうがコナミがそう言ってるんだから仕方ない。
  4. トークンの効果。トークンは自身が効果を持っているのではなくトークンを特殊召喚するカードがトークンに効果を持たせているという扱いであり、トークン自体はルール上効果を持っているかどうかにかかわらず通常モンスターとして扱われるためである。

また、自分のデメリット持ちモンスターのデメリットを消せるという事は、逆に言えば相手のデメリット持ちモンスターのデメリットを消してしまうとも言える。

  1. 罠カードの効果を受けないモンスター。E・HERO ワイルドマンやリトマスの死の剣士、儀式魔人ディザーズを素材にした儀式モンスターは罠カードを受けない。しかし、スキルドレインが先に発動していた場合はスキルドレインが優先されてモンスター効果は無効化されるため、召喚・特殊召喚を先に行っていく必要がある。

最近では上記の抜け穴を突くことができる強力な効果モンスターも増えているため、このカードの評価は下がりつつあるが、逆にそうしたモンスターとこのカードを併用したデッキを組むこともできると言えるだろう。

原作での扱い

アニメGXでミスターTが使用。素の攻撃力・守備力ではトップクラスのステータスを持つF・G・Dと併用して逆に低いステータスの代わりに有用な効果を持つモンスターを多く使用する遊城十代を苦しめた。

アニメZEXALではシャークさんをジャッジキルした際のがデッキに投入していた。

王家の眠る谷-ネクロバレーや墓守の末裔と墓守スキドレを思わせるカードも投入されていたが後の委員長、鉄男相手のデュエルで披露したのは面影がまるでないギミック・パペットデッキだった。旧カードの活躍を見れると思って落胆した視聴者は少なくないと思われる。

関連記事