タンパベイ・レイズ
たんぱべいれいず
MLB、アメリカンリーグ東地区に所属する球団。
アメリカ合衆国フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールドを本拠地とする球団。
チーム名の由来はエイと光線の英訳である「Ray」。
1998年にタンパベイ・デビルレイズとして新規参入。同地区にニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックスというリーグ屈指の強豪チームが存在することもあり、デビルレイズ時代の10年間の通算成績は645勝972敗(勝率.399)で、勝ち越したシーズンは一度もなく、シーズン70勝に達したのも2004年のみ、その2004年の地区4位以外は全てのシーズンで地区最下位という弱小球団だった。
2008年には現在の名称に変更、改名初年度でいきなり初の地区優勝とリーグ優勝を達成。ワールドシリーズではフィラデルフィア・フィリーズに敗れるも、在籍していた岩村明憲もワールドシリーズ進出に大きく貢献したこともあってか、アメリカ全土に「レイズ旋風」を巻き起こす大躍進を遂げた。
日本人選手では、過去に野茂英雄、森慎二、岩村明憲、松井秀喜が在籍していた。野茂は2005年にプレーし、同年6月15日には本拠地で日米通算200勝を達成。
森慎二はスプリングトレーニング中に肩を脱臼してメジャーの試合へ出場は叶わず、選手生命をも絶たれることになった。
松井秀喜にとっては、レイズが選手としては最後の所属チームとなった。