化野紅緒
あだしのべにお
CV:潘めぐみ
「頭を上げろ…上げなさい。陰陽師が戦うのに、頭を下げる必要はどこにもない」
概要
『双星の陰陽師』のメインヒロイン。前髪パッツンの黒髪ロングな少女。
京都を拠点とする陰陽師の名家『化野家』の出身で、幼いころからケガレ祓いの現場に立ち会い経験を積み、14歳の時点で既に歴戦の猛者として名前が知られているほど。
御嬢様育ちだが、いっそ脳筋とさえ言える程ケガレ祓いには苛烈に挑む。人付き合いには割とものぐさ。
おはぎが大好物で腹さえ空けば食っている。他に何は無くとも食っている。
「○○しろ…○○しなさい」という命令形の繰り返しが口癖。
全国の陰陽師達を取りまとめる総覇陰陽連から辞令を受け、焔魔堂ろくろのいる町へ彼女がやって来た所から、物語は動き出す。
ちなみにAカップ。
プロフィール
年齢 | 16歳 |
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誕生日 | 4月16日 |
血液型 | O型 |
身長 | 160cm(14歳時:155cm) |
体重 | 49kg(14歳時:45kg) |
好きなもの | 陰陽師、家族、おはぎ |
嫌いなもの | 神威、辛いもの |
能力
呪装(強化)を6つ同時に行い、それを完ぺきに制御できる優れた才能の持ち主。
二本の大剣を武器とし、文字通り目にもとまらぬ速さで斬りつけるスピードに長けたスタイル。
遠距離攻撃を持ち合わせていないにもかかわらず、その凄まじいスピードで多数のケガレを同時に相手どれる。
半面、速度に偏重するあまり大型相手だと決め手に欠けることもしばしば。
以下、ネタバレ注意!!!
双星の秘密
その正体は安倍晴明と並び称される大陰陽師蘆屋道満の末裔にして道満が生み出した究極の陰の器。
対になる焔魔堂ろくろがあらゆる祖霊から陽の呪力を得られるように、紅緒はあらゆるケガレから陰の呪力を得られる。
そもそもケガレとは蘆屋道満が『ケガレの王』と呼ばれる謎の怪物を研究して作り出した呪術兵器であり、紅緒の試作品や失敗作、燃料タンクのようなものである。
自分こそが両親の仇にして陰陽師の宿敵とされていたケガレの頂点に立つ存在であると教えられた紅緒は大きな衝撃を受けた。
覚醒の儀式の際に垣間見た違う時代、違う世界においても多くの紅緒、太陰がおり彼女達はみなろくろに該当する人物と出会うことなく、ある者はその身を完全にケガレと化して戦いの果てに散り、ある者はケガレの力で戦っていたことから守ってきた人間に敵として処刑され、またある者はケガレの研究の実験材料として人体実験にさらされるなどして非業の死を遂げている。
過去の歴代太陰も紅緒そっくりだったようである。
化野紅緒編
季刊誌のジャンプSQクラウンおよびライズで連載中の、呪力を失って本土に置いてけぼりをくった紅緒のその後を描いた物語。
禍野に引き込まれた紅緒を神威が助け、彼の提案により最初に生まれた最強の婆娑羅とされる千怒を探す禍野遍歴にでる。
婆娑羅が下の階級のケガレとは全く異なることやケガレの誕生の経緯、双星の秘密などが語られた。
紅緒はケガレの姫として覚醒し、赫夜や新生神威をしてとてつもない呪力、桁外れの呪力と言わしめる程の力を得た。
頭部の右側に角が生え、肌は薄い褐色で髪は銀髪となり九字もかつての狂乱時は胸だったが腹に移っている。
そして装身具は……局所を申し訳程度に覆う美神ルック。
ろくろやきなこが目撃したときが心配である。
なお、2話まではfirst out 001、002とナンバリングされていたが、3話は#53とナンバリングされている。
本編のナンバリングが#50から#55に跳んだ事から紅緒編は51~54話として収録されるものと思われる。
上記の予想通り14巻は以下の構成となった。(3月11日時点)
・49話
・50話(本編の前々話)
・紅緒編1話(51話)
・紅緒編2話(52話)
6月発売の15巻も
□15巻
・紅緒編3話(53話)
・紅緒編4話(54話)
・55話(前々話)
・56話(前話)
事前予想どおり上記のようになった。
現在60話においても再会しておらず、16巻でも再会せず。
有馬の神託(?)では婆娑羅の大規模襲撃には紅緒は間に合わないとあり、天馬と有馬が命をとして何かやるらしいので予想の範疇ではある。