助野嘉昭
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すけのよしあき
助野嘉昭は日本の漫画家。
和歌山県の中高一貫校~大学の芸術学部マンガ学科ストーリーマンガコースへ進学、卒業。
代表作である『貧乏神が!』と『双星の陰陽師』は、共に神仏習合や陰陽師といった日本の宗教要素を押し出した和風エンターテインメント的な傾向が強い作品となっている。
2021年12月27日付けのツイートにて、
「漫画はキャラを動かすもので作者の意図は入ってはいけない」
「物語が作者に動かされてしまうとキャラが死ぬ」
といった漫画論を展開した。(こちら)
より具体的には、
- 良い流れ
・各キャラクターが作者の意図に振り回されずそれぞれの意思で行動選択する「一人歩き」の状態。ただし、中心はあくまで主人公(であるべき)。
・ストーリーの大筋は「あらすじ」程度。実際の物語はキャラに動かしてもらう。作者の意図はなるべく表に出さない。
・そのためには、主人公やヒロイン、ストーリーなどのメインとなるものは情報量が多ければ多いほど良い。
- 悪い流れ
・作者の意向が強すぎると、作品の内容が世界観や個人の思想といった作者の言いたいことが中心になってしまう。
・この結果、キャラの発言が作者の代弁と化すなどして「キャラが死ぬ」。
……として、「どんな些細なリアクションもキャラの個性が出る部分なので、テンプレになってはならない」と結論した。
このツイートに対して多数のユーザーから「具体的にどんな作品が該当するかイメージできてしまう」という感想が寄せられることになった。
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