松坂大輔
まつざかだいすけ
東京都出身のプロ野球選手。ポジションは投手。
概要
1998年(横浜高校3年)、全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)決勝でノーヒットノーランを達成し、「平成の怪物」と呼ばれる。
1999年、西武ライオンズに入団。高卒1年目にして、新人王・最多勝・沢村賞に輝く。
2007年にはポスティングシステムを利用し、MLBのボストン・レッドソックスへと移籍。
同年のワールドシリーズ制覇の立役者として大車輪の活躍を見せた。
しかし、2011年に肩の手術を行って以降、成績が下降気味となり、2013年2月にクリーブランド・インディアンスに移籍、早くもその年の8月にニューヨーク・メッツにトレードされる。
2年間で6勝を挙げるもFAとなり、2014年12月に福岡ソフトバンクホークスに入団することが決まった。
2015年シーズンは怪我で1軍登板が出来ず。2016年はわずか1登板のみ。2017年も登板することはなく同年オフに退団となった。本人は現役続行を希望していたが、老いによる劣化もあり、選手としての評価は中々に厳しいようであった。
その後、中日ドラゴンズが獲得を表明。2018年1月中に入団テストを実施、合格して入団となった。
中日移籍後の2018年シーズンは先発投手として登板し、敗戦投手となってしまう場合が多いものの投球内容は良好で、クオリティー・スタート(先発6イニングを投げて自責点3以内)を2回達成するなど結果を残し、先発ローテーションの一角を守る。
3回目の登板時には実に4241日ぶりの勝利投手となった。
かつて、「平成の怪物」と呼ばれた男は、平成の終わりに見事に復活を遂げた。