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CV加藤英美里

人物像

メイン職業:〈暗殺者(アサシン)〉/ サブ職業:〈追跡者〉 種族:〈人間(ヒューマン)〉/ ビルド:シャドウブレイド

 職業〈暗殺者(アサシン)〉でのソロプレイを貫くロールプレイヤー。リアルではシロエと同じ大学生。初登場時のレベルは90。好きなものはあんパンとほうじ茶。カレーは甘口しか食べられない。

『普段は出来ないことを』という理由から、長身の男性ヒューマンを操っていたが、〈大災害〉でゲームキャラクターの身体を得てしまい、明らかな体格差に途方に暮れていたところへ通りかかった知人シロエに望みを懸け、彼が所持していたレアアイテム〈外観再決定ポーション〉によってリアルに近い小柄な美少女へと姿を変えた(ちなみにアニメ版ではポーション使用直後、体型がいきなり変化し始めたのか、ちょっと生々しい音、衝立越しに見える影(ポーションの影響か発光している)、アカツキの悲鳴も相まって、『一体何が起こってるんだ……』と視聴者の印象に残った)。窮地を救われた恩からシロエを「主君」と呼び、以後は自主的に護衛として付き従うようになる(最初の頃は「シロエ殿」と呼んでいた)。

 ゲーム時代はボイスチャットを避けてまで徹底したキャラ作りをしており、異世界での口調も自然と男性的なものになった。

 一方、彼の相棒直継に対してはその公認スケベっぷりから、彼が「おパンツ」発言する前に蹴りを叩き込み、「主君……この者に蹴りを入れていいものか?」と事後確認するのが常でシロエ共々〈放蕩者の茶会〉に所属していた経歴に関わらず疑惑の目を向けて憚らない。

 ススキノ遠征に同行した際、敵対したギルド〈ブリガンティア〉のギルドマスター・デミクァスを経験と力量で撃破したにゃん太を尊敬し、感銘を受けたことから以降「老師」と呼び慕っている。

 ソロプレイヤーであったため交友関係は限定的だったが、〈三日月同盟〉に面通しを済ませてからはヘンリエッタをはじめとした一部女性陣から寵愛を受け、事あるごとに着せ替え人形にされては涙目になっている。

 「忍」を自称し、「一匹狼が〈暗殺者〉の生き様」と語る職人じみたプレイ哲学を持ち、物理アタッカー職である〈暗殺者〉の中でも一撃のダメージに重きを置く近接戦ビルドに、隠密系スキルが豊富なサブ職を組み合わせることで自らを暗殺に特化させ、ソロプレイでも十二分に戦える攻撃的な戦闘スタイルをとっている。

 シロエの作戦を土台に、直継が最前線で奮戦する間を縫って敵戦力を削り葬る遊撃が基本。先行偵察や情報収集をこなす有能さも見せるが、長らくソロプレイに徹してきたために大規模戦闘などの経験に欠ける一面もある。

 シロエと共に過ごすうちに彼への好意を自覚するようになり、10月の〈天秤祭〉ではオシャレをした上で彼をケーキバイキングに誘うなど積極的な行動に出る。しかし二日目の夜、同じく想いを寄せるミノリが、彼の不器用さや立場を理解した上で心配していたことに対し、いつも傍にいながらその心労に思い至らなかった自身の無力さと幼稚さに気づき、その事実に打ちのめされてしまう。

 ゲーム時代でこそ友人は少なかったが、シロエの傍にいることであちこちに知り合いができ、アキバに居を移したレイネシアの護衛任務に就くようになってからは、同じく護衛に従事する他ギルドの女子プレイヤーとも少しずつ交流するようになっている。

 ログ・ホライズン新たなる冒険の大地では出番が殆どなかったものの、〈九尾傾姫〉討伐に向かう主人公一行の助っ人としてにゃん太と同行するも、〈イースシャンの霊廟〉へはアイテム補正制限で入口までで足止めを食らうが(ゲーム事態は戦闘可能)、決戦直前にトウヤが結界の源である祭壇を破壊した事で参戦。周囲の雑魚掃除を担当し、彼らの連携を和菓子の作り方に例え称賛した。

 サイドクエストでは普段の冷静な性格ではなく、ダメダメな精神状態の彼女の一面が見られる(主人公がシロエに好意がある事を直に言われたと思い込み動揺するが、当人は賞味期限が切れたあんパンを無断で食べて凹んでたと推測していた)。また、茜屋の我が儘な素材調達にも付き合っている様である。

 第二部において〈円卓会議〉の財政事情から〈アキバ〉を離れる事になったシロエに、〈記録の地平線〉のギルドマスターが不在になることの秘匿と、レイネシアの護衛及びホームタウンの留守を任される。時を同じくしてアキバの街で殺人鬼の噂が流れるようになり、単独でパトロールをしていた。

 無力感から焦燥に駆られる最中、クリスマスイブの夜に〈西風の旅団〉のパトロール部隊と殺人鬼との戦闘に遭遇し、パーティが半壊したナズナ達の助太刀に入り、駆けつけたソウジロウと共闘するも奮戦むなしく返り討ちに遭い、初の死亡を経験。直後に飛ばされた〈静かの海〉で、今の自分では事件解決はできないと悟る。

 復活後、同じく単独で事態の収拾を図ろうとしていたレイネシアと共に、リーゼやヘンリエッタから「一人で全部やろうと思うな」と説教されたことで姿勢を改め、シロエの不在を明らかにした上で、水楓の館の茶会に参加しているメンバーへ応援を要請。女性冒険者による殺人鬼捕縛部隊〈水楓の乙女〉の筆頭となる。多数のアキバの冒険者にも協力を得て戦闘訓練を積み重ね、大晦日に殺人鬼捕縛作戦という初の大規模戦闘に臨み口伝を会得し、殺人鬼の所有していた呪いの刀の破壊に成功する。

 トウヤ達年少組が〈魔法の鞄〉の素材取得のクエストに出掛けている間はシロエの護衛の傍らマイハマの情勢の偵察を繰り返し行っていた。同時ににゃん太も彼らを陰ながら護衛し不在だったのでギルドホールで調理を果敢に挑戦するも失敗に終わっている。

 TVシリーズEDテーマは彼女を中心とした一人舞台とも言える。

小柄に対するコンプレックス

 高校生になっても小学生に間違えられ、大学生になってやっと中学生に間違えられるようになったが、その頃には「突っ込む気力も無くなっていた」とのこと。ちなみに大学生の時にリアル中学男子から告白され、熱を出して寝込んだ事がある。

 現実世界では周囲からいつもマスコット扱いされ、それを不満に思っていた。ゲームの中で男性の高身長キャラを演じたのは、容姿でなく能力で評価されるのを望んだため。

その関係で精神年齢は幼い(中学生以下か小学生程度でしかない)

上記の大規模戦闘を経て精神的に一段階成長したものの、根本的な部分はあまり変わっていないので、彼女の苦悩(特に恋愛方面)は、当面続くようである。

装備

  • 〈窯変天目刀〉 《チェンジインキルン》

 〈数奇者〉が作る高位〈製作級〉小太刀。 黒地の刀身に美しい模様の走るセラミックスブレードで、黒の釉によって光の反射が防がれており、高い隠匿性を持つ。

 12月の殺人鬼事件に於いてネルレスの腹部に直撃させるも凍結させられ抜けなくなりそのまま戦闘継続、放棄された(破壊された描写はアニメで描かれていない)。

  • 〈常闇の黒装束〉

 闇に溶け込むような色合いの忍衣。周囲が暗いほど装備した者の能力を上昇させる特殊効果を持ち、闇の魔法及び暗視装備との併用が定石である。

  • 〈ヘリオトロープの髪留〉

 幸運値と魔法防御が上昇するアクセサリ。破壊を代償に周辺のモンスターのヘイトを煽る任意起動効果を持つ。ちなみにヘリオトロープの花言葉は「忠誠心、献身的な愛」。

  • 〈藤色の小振袖〉

 〈天秤祭〉で着用した、淡い藤色に桔梗を散らした涼しげな柄の小振袖。アキバの生産ギルド街にホームを構える〈和服屋小町〉のハンドメイド商品。〈和服屋小町〉はエルダーテイルの世界には少ない着物や振袖など日本風の衣服を自作している。『新たなる~』のユニット【休日は雨】Varの彼女の衣装でもある。

  • 〈真赭の紅〉

 淡い薄紅色の口紅。スティックタイプでなく、指で紅を引く古式ゆかしい形状。

  • 〈風竜の風鈴〉

 〈細工師〉ギルド〈ANTIQUE〉が作成した家具アイテム。短冊部分に風竜の鱗が使われている。アカツキはこの風鈴を自室のドアチャイムとして使用している。

  • 〈明星掴み〉

 殺人鬼捕縛作戦のためにギルド〈桃色賽子(ラッキーダイス)〉の桃色姉妹から新装備として贈られた〈製作級〉籠手。手甲から魔法の力場を発生させるため、見た目より高い防御力を持つ。

  • 〈墨羽の装束〉

 〈明星掴み〉と同じく桃色姉妹から新装備として贈られた〈製作級〉防具。共に軽量ながら、〈常闇の黒装束〉の数倍の属性防御と能力上昇効果を持つ。

  • 〈喰鉄虫・多々良〉 《はがねむし・たたら》

 刀匠・多々良が大規模戦闘産の譲渡可能武器〈鳴刀・喰鉄虫〉をアカツキのためだけに、彼女の体格やレベルに合わせ打ち直した小太刀。斬り結んだ相手の武具の耐久度を低下させる能力を持つ。多々良によって新たなフレーバーテキストが追加されている特別製。

 12月の殺人鬼事件に於いて最終決戦の最中手渡され、〈窯変天目刀〉に代わる新装備となる。

口伝〈影遁〉 《シャドー・ラーク》

 自分の気配を消す〈追跡者〉の隠密移動特技〈隠行術〉《ハイド・シャドウ》に〈ロード・ミラージュ〉や〈トリックステップ〉といった〈暗殺者〉の攻撃用幻惑系特技を組み合わせることで、多数に分身しての移動が可能になる口伝。

 発動中は呼吸を止めて心を凍てつかせていなればならないために分身状態はごく短時間しか維持できないが、発動中はそこに存在しながらも非実体状態となり、自身が受けた攻撃を無効化する効果がある。

ゲーム時代には通常コマンドメニューから選択しなければ起動できなかった〈隠行術〉を、戦闘中に強引に発動させるというもので、「実際にモーションと感覚をなぞることでも特技の使用が可能」という世界法則に則り、身体感覚レベルで体術的に〈隠行術〉を扱えるようになるまで修練を積んだアカツキならばこそ行使できる技術である。

 当初のアカツキは「口伝」について、ゲームシステム上に秘匿された強力な戦闘特技だと思い込んでがむしゃらに習得手段を求めていたが、ソウジロウやナズナを始めとする口伝習得者達からのアドバイスを受け、12月の殺人鬼事件における捕縛作戦中に〈影遁〉として開眼、会得した。

装備

1stシーズンでのスタイル

アキバレイド以降のスタイル

ちみっこ・・・言うな

  • 誕生日(7/7
  • 天秤祭での着物姿(藤色の小振袖姿)

謀ったな主君!!

1stシーズンではヘンリエッタに迫られ、またにゃん太班長の外伝でも着せられた。

  • ドレス姿
  • アキバオータムコレクションでのモデル姿
  • 掃除姿

〈円卓会議〉設立から一週間後。〈記録の地平線〉拠点の整備中。

  • アニメ1stシーズンED
  • アニメ2ndシーズンOP

関連タグ

ログ・ホライズン シロエ

直継 にゃん太

記録の地平線

ちみっこアサシン

水楓の乙女

アヤメ(GBD):忍者系アバターで女性キャラと言う事もあり、彼女を見てアカツキを連想した視聴者もいると思われる。ちなみに、ガンダムビルドダイバーズのキャラクター原案はログホラと同じ人が担当している。

レン(SAO):身長に対するコンプレックス+(ジャンルは違えど)ゲームプレイヤー繋がり。こちらは逆に低身長アバターを求めていた部分を含めて、アカツキとは逆と言えるかもしれない。

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