ギルド・西風の旅団
構成員約120名(実質は60名を割り込むとされる)と中堅規模のギルドだが、大規模戦闘の先陣争いの一翼を担っていたアキバ五大戦闘系ギルドの一つ。〈記録の地平線〉と同じく結成当時のメンバーに〈放蕩者の茶会〉出身者が多い。
ギルドマスターのソウジロウがハーレム体質のため、メンバーの殆どが女性によって占められており、非公認のファンクラブも兼ねている模様。
〈円卓会議〉設立後はファンクラブに〈大地人〉も在籍するようになり、会員数は三桁を超えるのではないかと噂され、その全貌は計り知れない。週末や祭日に至っては十人単位でゾロゾロと出かける場合がある。 〈天秤祭〉でシロエに直接頼まれた場面を全員BLと妄想しているが、直後彼の『腹黒眼鏡』としての笑みとドス黒い思念を見て全員ドン引きされている。
ギルドの本拠地は、メンバーの趣味とギルマスの好みでビルひとつを丸ごと和風仕立ての造りになっており、大浴場も設置されている。
課金制ゲーム『ログ・ホライズン新たなる冒険の大地』では当初にゃん太のサブクエストのみでしか登場しなかったが、メインクエスト『海に潜む海魔1』と4月30日からの第二回イベント『氷壁の英雄』で本格参戦する(判明しているユニットキャラはソウジロウ、カワラ、ドルチェ、ナズナの四名。前述二名はSRガシャ、後述はイベントBOXガシャ)。
主人公ギルドとアキバ周辺で探索中〈妖精の輪〉的な何かにより〈エッゾ〉へ転位し〈不死者の風穴〉でレイド攻略中の〈シルバーソード〉と邂逅。〈アキバ〉へ帰還する為に因縁と言うべきレイドボス〈死戦士ルグリウス〉と戦うことになる(ナズナの「五月」と言う台詞から〈呼び声の砦〉攻略以降らしい)。ただ、彼が持っていた〈散刀・白魔丸〉は手にしてなく、戦闘能力が激減していたとシロエに報告している(プレイヤーにとっては大規模戦闘のHPと凶暴化による全体攻撃、防御能力上昇は脅威である)。
12月の殺人鬼騒動で渦中にあった事もあり、アキバにおける大規模戦闘で女性レイド集団〈水楓の乙女〉を結成し上層部の一部が中核として参加している。
ギルドの風潮は良くも悪くも体育会系なノリのため諜報・策謀関連はド苦手。メンバーはソウジロウ関連で結束してるが肝心のソウジロウ自身が結構相手の策略に引っかかりやすい脆い部分もある。
メンバー
ソウジロウ=セタ ギルドマスター。元〈茶会〉出身。局長とも呼ばれる。
ナズナ 元〈茶会〉出身。女性レイド集団〈水楓の乙女〉の一員。
沙姫 本来はGANG2O所属〈茶会〉出身の古参メンバーであるが、ログインしていなかったため、〈大災害〉に遭遇せず。
詠 1stシーズン1話でシロエのフレンドリストに登録されていたが、沙姫と同様に〈茶会〉出身でログインしておらず〈大災害〉に遭遇せず。
イサミ 武士。女性レイド集団〈水楓の乙女〉の一員。
フレグラント・オリーブ 森呪遣い。〈水楓の乙女〉の一人。
ドルチェ 吟遊詩人。〈水楓の乙女〉の一員。数少ない男性で、オカマ。
カワラ 武闘家。〈水楓の乙女〉の一人。
キョウコ 守護戦士。女性レイド集団〈水楓の乙女〉の一員。
ひさこ 召喚術師。〈水楓の乙女〉の一人。
サンディ 召喚術師。〈水楓の乙女〉の一人。
チカ 盗剣士。〈水楓の乙女〉の一人。
くりのん 女の子目当てで西風の旅団に入ったトンデモな女性。ソウジロウの事をウジヤロウと呼ぶほど嫌ってる(女尊男卑が酷い)。
メンバーA 『新たなる冒険の大地』 のエピソードに登場。料理班のひとり。
メンバーB 『新たなる冒険の大地』のエピソードに登場。料理班のひとり。
メンバーC 『新たなる冒険の大地』のエピソードに登場。料理班のひとり。
ログ・ホライズン 西風の旅団(漫画)
ドラゴンコミックスエイジより発売されている こゆき著・橙乃ままれ原著の『ログ・ホライズン』外伝作品。
だいたいのメンバーが、この作品で初登場している。〈ハーメルン〉に軟禁され搾取されているミノリやトウヤも少なからず出番がある。
他に出てる外伝作品と比較すると、描写が結構エグい部分がある(特に序盤におけるイサミの扱い)。