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CV:藤村歩

私の名はロエ2…〈召喚術師〉だ。

概要編集

 ミノリトウヤをはじめとする年少組の一行が魔法鞄取得のクエストの旅に出た際、ナイトシェードサーバントとの戦闘時に偶然知り合った新たなる眼鏡女性。職業は〈召喚術師〉(サモナー)。レベルは90。サブ職業は〈吸血鬼〉。ビルドは〈死霊術師〉。ミノリは口調や装備品、顔立ちからシロエを連想していた。


 戦闘は幻想系統の従者召喚を得意とするが、普通の動物だけでなく死霊も呼び出せる(外界のモンスターと異なりセララが召喚したウルフちゃんを見て頬を上気している)。


 トウヤの何気ない発言からお姉さんと頼られると気分が高揚する」と一人で盛り上がり、彼らの旅に同行することにしてしまう。

報酬は「お姉さんぶらせてもらうこと」


 発言によれば以前は月面サーバーにいたらしく、そこから召喚術師の入れ替え転移〈キャスリング〉でヤマトサーバーのオウウへと転移。

 だが、では有効だったサブ職は地上では良い所がなく(日光や回復魔法でダメージを受けるなど)、〈吸血鬼〉を離職するクエストを受ける為〈イコマ〉を目指し三ヶ月前から旅を続けていた。日中は太陽を避けての中を移動するなど苦労しており、「なぜ〈吸血鬼〉にしたのか、責任者である兄的存在を問い詰めたい」とブツブツ愚痴っていた。『ログ・ホライズン新たなる冒険の大地』のサイドクエストに於いて、彼らより前に主人公達と邂逅しており、とある地方で城下を騒がす吸血鬼が現れ、自身が大地人の騎士らに追われ納屋にいた所に出くわし、護衛を依頼している。


 醤油ソースの存在を知らないなど、何故か常識的な知識が無い。また彼女の発言には意味不明の謎めいた単語を呟きながら早口で言い回す事が多い。


 ミノリにシロエ宛の手紙を渡して別れた後は消息不明であったが、兄や彼女の為に古代遺跡ジャクセア(種子島周辺)でモンスター退治をしていたりする(TVシリーズでは解らずじまいだったが、手紙の終わりにその事が書かれていた。原作参照)。


正体(ネタバレあり)編集

キャラクターデータ編集

 ロエ2の肉体は、シロエこと城鐘恵がゲーム〈エルダー・テイル〉をプレイするにあたって作成したセカンドキャラクターである。恵はロエ2を〈エルダー・テイル〉のテストサーバーに置いてプレイしており彼らの間では「テストサーバーはを模しているのではないか」と噂にはなっていた。

 ちなみにテストサーバーは洞窟ばかりで地上への出口が無い。だからサブ職〈吸血鬼〉はテストサーバーでプレイするには有効だった。


 直継曰く胸が大きくデザインされており、〈放蕩者の茶会〉時代には「えろ子」というあだ名をつけられていた(命名はKR)。


中の人編集

 〈大災害〉によって城鐘恵は自身のゲームキャラのシロエになってしまう一方、ロエ2の体を動かしているのは異世界人である。

 彼等はシロエ達と同様に〈大災害〉によってセルデシアに転移させられたが、三次元的な肉体を持たない存在だった。そこで既存の「の無い肉体」に憑依?した。


 ロエ2の肉体には城鐘恵の記憶や知識も宿っており、「中の人」もその影響を受け、雰囲気や価値観がシロエに似通っている。彼女からの手紙をミノリを介して受け取ったシロエは「筆跡まで似ているのか」とため息をついた。

 尤も、ため息の原因は、もっと重大な事実が書いてあったものでもある。



 ロエ2(の中の人)は手紙の中で自身を「〈航海種〉(トラベラー)と呼ばれる人工的な知性体であり、創造者の社会を補助するために生み出された。」と記述。〈航海種〉には更に、〈監察者〉(フール)と〈採取者〉2種類存在して彼女は〈監察者〉の一人。

 彼等の創造者は〈大災害〉を引き起こした存在では無いが、そういう現象が起きるかもしれないことを期待して〈航海種〉を作り出した。

 また彼等は〈大災害〉を〈合致〉(エクリプス)と呼んでいる。彼等の創造者の世界では、彼等が〈共感子〉(エンパシオム)と呼ぶ資源か枯渇してしまい、文明の進歩が永遠に近いほどの停滞と衰退期の状態にある。それを打開するため、〈共感子〉を異世界に求めて〈航海種〉が創られた。後に〈共感子〉は魂(記憶や思い出も含む)の一部と判明(これは、〈冒険者〉が復活の際に失う代償と思われる)。セルデシアに存在する〈共感子〉の量は、星間戦争の引き金になりかねないほど膨大で〈採取者〉は〈監察者〉より知的ランクが2相当と若干低く、〈冒険者〉とはコミュニケーションが取りづらく、理解しにくい相手である(〈冒険者〉の知的ランクは3以上であり、〈採取者〉が機械的な返答しか出来ないのも関係している可能性がある)。

〈採取者〉は月面サーバーにあったテスト中の新種の怪物体に憑依し、〈典災〉(ジーニアス)と呼称する新種モンスター化し〈共感子〉の採取を最優先に、〈冒険者〉や〈大地人〉を襲い世界のあらゆる場所で暗躍している(NPCのような人間態を持っているタイプも見られている)。カナミらが遭遇したのも、〈全界十三騎士団〉が機能しなかったのも〈採取者〉が原因である。彼女は旅の中で、〈共感子〉の所有権は〈冒険者〉にあると結論づけるのと同時に〈典災〉への警告を促している。同じく「月には〈監察者〉のコミュニティがあり〈冒険者〉が元の世界に帰りたいのなら、そこと連絡を取るように」ともアドバイスした。


関連タグ編集

ログ・ホライズン


だめだこのお姉ちゃん早くなんとかしないと

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