概要
リヴェンデット・スレイヤーを始めとする儀式モンスターと、そのモンスターに能力を付加する効果と、特定の条件下で蘇生する効果を持つ下級モンスターなどを有する海外先行カテゴリー。英語では「Vendread」。日本語版は2017年9月に販売されている。
日本語版はいまだ少数だが、墓地肥やしに除去能力付加など、地味ながら汎用性のあるモンスターが存在する他、リリースによる除去とトークン生成効果を併せ持つ通常罠もあるため、儀式魔人・不知火などと併用することで、環境上位カテゴリーともある程度善戦できるカード群でもある。2018年2月になる頃には、上記のカテゴリー以外に、彼岸を混ぜたデッキも考案された模様。カテゴリー内のレベル3アンデット族モンスターや、ユニゾンビなどの汎用アンデットを儀式魔人リリーサーと無理なく連携できる一方で、マンジュ・ゴッドなどの旧来の儀式サーチモンスターとの相性は良くないらしく、ゴブリンゾンビなどの汎用アンデットや、儀式の準備を始めとする関連魔法が代用されている様子。
他のアンデット族カードと同様、王宮の鉄壁が苦手という側面があるが、一部には除外が封じられると、何度も蘇生される壁になり得るカードもあるため、上記のカードでメタを張れる状況でも、油断はできない。
また、海外では2018年以降もVendread Daybreakなどの関連カードが少しずつ登場しており、多様性が増している。日本語版は一部の儀式魔人に対する規制がないからか、半年ほど増加しなかったが、2018年8月以降に新規カード到来の兆しが見え始めている。