家長カナ

「ぬらりひょんの孫」の登場人物。アニメ版の声優は平野綾。

プロフィール

浮世絵中学校1年生。主人公・奴良リクオの幼馴染。学年で5本の指（後に3本の指に改訂）に入る美少女という設定があり、単行本カバー裏のおまけ漫画によれば、読者モデルの仕事もしている。

妖怪を含む怖いものが苦手だが、妖怪遭遇率が高い。3ヒロインの中では唯一、特殊な能力を持たない普通の人間であり、リクオの正体にも気づいていない。そのためか、ストーリーにおける妖怪組織同士の因縁や抗争の割合が高まるにつれ、出番の確保が難しくなってゆく。

余談だが、アニメ監督が「ぬらりひょんの孫」の中で一番好きなキャラと言われている。アニメ版では出番の面では格段に優遇されているのだが、性格が若干変更され、原作に比べ大人しい印象になっている。ストーリーが改変されたことも手伝い、アニメ版「ぬらりひょんの孫」の評判は芳しくない。

ちなみに原作で「リクオ君は絶対私のこと好きだわ。」と脳内で問題発言をしているがそこはアニメではカットされた。

アニメのほうが氷麗と恋愛バトルがわかりやすいかと思われる。

幼稚園の頃から付き合いのある幼馴染。キャラクター公式データブック「妖秘録」には、昼のリクオが気になっているのとは別に、夜のリクオに恋心を抱いていると書かれている。夜リクオに会うと頬を染めるなど、可愛らしい乙女の反応を見せる。

カナの認識では夜のリクオと昼のリクオは友達関係（つまり別人物）ということになっており、複雑化している。及川氷麗は恋敵であり、リクオと頻繁に行動を共にする彼女のことを警戒している。

なお、リクオとカナの間に子供が出来た場合、妖怪の血は1/8まで薄まる。そうなった場合、奴良組はどうなるのか、とても気になるところである。