『ぬらりひょんの孫』の主人公・奴良リクオとヒロインの一人・家長カナが描かれた作品に付けられるタグ。
バリエーション
昼リクオ×カナ
リクオが人間の姿になっている時のリクカナ。こちらは主に昼間や日常シーンで使われる。
幼馴染であり、それぞれ「リクオくん」「カナちゃん」と呼び合っている。
カナは人間時のリクオに対して興味を抱いている。そのため、リクオの護衛で転入生という形で学校に通っており、彼と共に行動することが多く、彼と共に登下校もしている氷麗に対し、少し複雑に思っている。
リクオが最初に妖怪変化をした小学生の時、変化する直前の人間の姿の時に彼が思い浮かべていたのは、カナの姿だった。
夜リクオ×カナ
リクオが妖怪の姿になっている時のリクカナ。こちらは主に夜間や戦闘シーンで使われる。
カナは妖怪時のリクオの正体を知る前は「あの人」、正体を知った後は「リクオくん」と呼んでいる。リクオは人間時と変わらず「カナちゃん」と呼んでいる。
カナは妖怪時のリクオに対して仄かな恋心を抱いている。
妖怪時のリクオは、人間時に呼び捨てにしている相手(氷麗や青田坊を初めとした奴良組の面々やイタクを始めとした奥州遠野一家などの大半の妖怪)はもちろん、人間時には呼び捨てにしておらず、さん付け、君付けにしている相手(ゆらや竜二を始めとした花開院の者たちや清継を始めとした同級生などの人間)にも呼び捨てで呼んでいる。
前述の説明から妖怪時のリクオは大半の人物を呼び捨てにしていることになるが、カナのことは(先の説明にもあった通り)意外にも人間時と変わらず「カナちゃん」と呼んでいる。(但し、畏を守りから攻めに特化させた攻リクオ時のみ「カナ」と呼び捨てにしていた。)このため、カナは妖怪時のリクオから呼び捨てにされていない数少ない相手であり、リクオはカナに対しては、人間時・妖怪時問わず甘いということを示しているのかもしれない。(ちなみに、他に妖怪時のリクオが呼び捨てにしていない相手は、判明している限りでは、彼の母・奴良若菜であり、人間時は「お母さん」や「母さん」、妖怪時は「母さん」と呼んでいる。)
昼夜リクオ×カナ
二次創作ならではのリクカナ。
余談
カナは非戦闘員であることと、人気がぬら孫ヒロインの中で最も低かったがゆえか、登場回数がかなり少なくなってしまい、リクオとの絡みも他のヒロイン(氷麗とゆら)の方が多く、リクオに関するカップリングも、リクカナより他のカップリング(リクつらとリクゆら)の方が人気である。
ちなみにカナが、普段幼馴染として接しており、興味を抱いている相手でもある人間時のリクオと、たまに会うといった状態であり、仄かな恋心を寄せている相手でもある妖怪時のリクオが同一人物だと知ったのは、奴良組と百物語組の抗争で、カナ自身が命を狙われ、それまで変化することをためらっていたリクオが覚悟を決めて妖怪変化した時だった。