概要
1980年、大阪府出身。
「璞〜ARATAMA〜」(原作:植村沙織)が『ビジネスジャンプ』に掲載されてデビュー。
かつて荒木飛呂彦氏のアシスタントを務めており、代表作「ぬらりひょんの孫」でもジョジョの奇妙な冒険から影響を受けたかのような描写が所々で見受けられた。また、同じ荒木氏のアシスタント仲間である田中靖規氏とも友人同士であり、お互いの作品に自分の漫画のキャラを登場させたこともある。
和の雰囲気を重視した美麗な絵柄を得意とし、取り分けキャラクターのデザインセンスの高さと無二の特徴(ぬらりひょんの孫の雪女、羽衣狐等)は好評を得ている。無論デフォルメされたキャラの可愛らしさも注目。
反面物語の方は、長編となると構成が伸び切ったり、伏線が投げっぱなしになったり、キャラの設定(ぬら孫の安倍晴明等)にもムラが出る等、読者の共感を得辛い描写や迷言もそのまま出してくるため、その点で人を選ぶ作品となってしまうウイークポイントがある。しかし着眼点は光るため、今後の改善に期待したい所である。
出身地である大阪のガンバ大阪のサポーターであり、ぬら孫キャラの名前には一部選手から取られたものもある。
関連作品
- ぬらりひょんの孫(『週刊少年ジャンプ』2008年15号 - 2012年30号)
- ILLEGALRARE(『週刊少年ジャンプ』2014年11号 - 2014年41号)
- 神緒ゆいは髪を結い(『週刊少年ジャンプ』2019年15号 - 2019年50号)
- 東京季語譚訪(『ジャンプGIGA』2016 vol.1 - vol.4)
- 岩元先輩ノ推薦(『ウルトラジャンプ』2021年3月号 - 連載中)