概要
江戸時代・元禄年間に、奴良鯉伴率いる奴良組と敵対し、江戸の覇権を巡って争った勢力。
組長は山ン本五郎左衛門。怪談や都市伝説から新しい妖怪を産み出すという、他の組織にはない特色を持つ。この理由により、百物語組の構成員はオリジナル妖怪が大多数を占める。
かつては黒田坊も所属していたが、黒田坊自身は百物語組の手で造られた妖怪ではなく、洗脳を受けて強制的に従わされていた。四国妖怪の夜雀も百物語組に加担しているが、これは園潮がとある人物からレンタルしていたものだと後に判明する。
山ン本は元禄年間の戦いで戦死したが、山ン本の身体から分離した分身達が生き残り、現代においても暗躍。「山ン本の口」こと圓潮がリーダー格。本体である山ン本の復活を目的としていた。
現代における「東京鬼ごっこ」の時点では、圓潮によれば「口」「耳」「腕」「骨」「面の皮」「鼻」「脳」と呼ばれる七人の幹部がいる。…はずだったのだが、読者アンケート不調を受けてか、百物語編後半ストーリーが駆け足気味に終了してしまい、「鼻」が未登場のまま百物語組が壊滅するという結末を迎える。
後に最終巻(25巻)にて、柳田が左耳に付けている鈴の耳飾りが「鼻」である事が補足されたが、百物語編の「七人の幹部」発言と矛盾しているため、やや強引な辻褄合わせと言える。
所属キャラクター
- 山ン本五郎左衛門
- 圓潮※山ン本の「口」
- 柳田(のイヤリング) ※山ン本の「耳」
- 鏡斎 ※山ン本の「腕」
- 雷電※山ン本の「骨」
- 珠三郎※山ン本の「面の皮」
- 悪女野風※山ン本の「十二指腸」
- 鏖地蔵※山ン本の「左目」
- 夜雀
- 黒田坊(過去)
- 切裂とおりゃんせ
- 地下鉄少女
ほか