概要
四国妖怪が集まる百鬼夜行。四国地方の妖怪が集まった百鬼夜行。初代組長は隠神刑部狸。二代目組長は隠神刑部の息子、玉章。
かつては四国八十八ヵ所の霊場にそれぞれ組を持ち、その八十八の団体で構成される大きな百鬼夜行だった。約三百年前に人間の城(松山城)の乗っ取りを企てたが、人間側が妖刀「魔王の小槌」を所有していたことにより大敗を喫してしまう。その戦いで多くの(特に隠神刑部の眷属である狸妖怪の)戦死者を出してしまい、隠神刑部狸が野心を喪失したことで、組織として大きく衰退してしまった。
現代では、天下を狙う野心を持つ玉章が再興を試み、新生・四国八十八鬼夜行を旗揚げ。関東妖怪総元締である奴良組からシマと"畏"を奪うべく、浮世絵町を侵略する。奴良組に恨みを持つ百物語組の手引きがあったが、玉章は百物語組の存在までは気づいておらず、利用される形になっていた。
奴良組の幹部や土地神の暗殺を繰り返し、奴良組に損害と混乱を与えたが、奴良リクオを中心とした一派の反撃を受け、百鬼夜行同士の集団戦を繰り広げた末に敗北する。