元ネタの妖怪については別ページで解説。⇒ 犬神
概要
CV:岡本信彦
四国八十八鬼夜行の幹部の一人。犬神と名乗っているが犬神そのものではなく、「かつて犬神使役に失敗し、自らが犬神憑きになってしまった呪術師」の子孫である。本人は玉章に言及されるまで自分の正体を知らず、ただの人間のつもりで生きてきた。
玉章と同じ高校に通う高校生だったが、犬神憑きの血筋ゆえか不気味がられ、周囲から孤立していた。ある日、玉章の取り巻きの一般生徒からリンチを受け、その憎悪から眠っていた妖怪の力が発現。自分をリンチした生徒を惨殺する。自分の力を引き出しした玉章に対し、愛憎入り混じった強い忠誠心を持つ。
刺客として奴良リクオの学校に潜入するが、そこでリクオが周囲の生徒に受け入れられている光景を目の当たりにする。自分の境遇とあまりにも違うリクオに対して妬みと憎しみを爆発させ、妖怪の姿に変身して襲撃を行うが、同じく変身したリクオに返り討ちにされる。
最終的に、戦闘不能に陥った犬神を用済みと判断した玉章にトドメを刺されてしまう(アニメ版では経緯が異なるが、やはり玉章の手で殺されている)。
四国編エピローグで玉章に拾われた子犬が犬神の生まれ変わりであるかのような描写がされているが、詳細は不明である。
高校に通っていた以上、人間としての名前もあるはずだが、未公開。
能力・武器
戦闘時には巨大な犬の姿へと変身し、鋭い牙や爪で敵を攻撃する。妬みや憎しみなどの感情が高まれば高まるほど戦闘力が向上していく性質を持つ。
首と胴体を任意に切り離し、首だけの状態で飛行すること。