特徴
物語は前作ヨゾラノ星の最終回から1年後の昭和22年、共学化により女学校へ男子生徒が編入する場面から物語は始まっている。
作者のS.SHIMIZU氏は個人的こだわりから8月6日になると広島原爆に関連した作品を投稿しているが、本作も第1話が2018年の同日に投稿されている。また、第2話は長崎に原爆が投下された8月9日
に投稿されており、原爆の日に投稿されるスタイルは前作と同様である。なお、第3話以降は完成次第随時投稿される予定である。
前作からの人物
滝田星(たきた せい)
前作に続き本作の主人公で、広島光明高等女学校の3年生。前作の被爆時に左頬に火傷を負いながらも元気に通学している。
黒田夕子(くろだ ゆうこ)
前作に続きパンパンを稼業とし、星とよく会っている。奥田をよくからかい、都度追い掛け回されている。
奥田栄吾(おくだ えいご)
元陸軍大尉で、現在は運送会社に勤務している。容姿は相変わらず怖く、大尉時代を知っている女学生からは怖がられているが、
復員したことで性格は割と丸くなっている。実は猫アレルギーで、夕子が猫を近付けると蕁麻疹を起こして以来ネタにされている。
山本純子(やまもと すみこ)
前作では1年西組のクラスメイトとして登場したが、本作では星のクラスの級長として登場している。前作から髪型はほとんど変わっていない。
岡崎佳子(おかざき けいこ)
前作では1年西組の級長。前作から髪が伸び、お下げ頭となっている。
藤巻平(ふじまき たいら)
広島光明高等女学校の英語教師。前作同様星のクラスの担任となっている。
本作からの人物
陵南中生徒
元々は男子校で、共学化により広島光明高等女学校へ編入してきた。編入前は学校が原爆により全焼したため、青空教室で授業を受けていた。
川島幹治(かわしま かんじ)
本作の第1話にて他の男子生徒と共に編入。級長を務めているが、被爆で背中に大きな火傷を負ったことが原因で復学が遅れ星らより1つ年上である。
男子側のプライドから当初は女子生徒側と対立していたが、絡まれた星を助けたことをきっかけで打ち解けるようになる。
二宮
幹治と共に編入してきた男子生徒。メガネをかけており、「ニノ」の愛称で呼ばれている。
和田山八郎
幹治と共に編入してきた男子生徒。ヒョウタンのような顔が特徴で、「ワッパ」の愛称で呼ばれている。
その他
大介
原爆により家族を失った戦争孤児。孤児院に入ることを拒み、広島駅前で靴磨きをしている。
S.SHIMIZU氏のpixivアカウント
https://www.pixiv.net/member.php?id=1640676