解説
広島県広島市に投下された原爆による無差別攻撃を指すことが多く、反核運動の代名詞的存在となっている。
なお原爆とは関係がないが、古くは西日本各地で「広島へ行く」が「死ぬ」の婉曲な言い回しとして使われていた。
なぜこのような言い方があったのかは不明。現代では原爆を想起させるためか、本来の意味での過去のものとなっている。
しかし、逆に太平洋戦争関係の作品で、原爆投下前(昭和20年前半)に物語とは関係なく唐突に登場人物が「広島に行く」と言い出せば「広島で原爆に遭う」という展開の前触れであり、いわゆる死亡フラグ(即死か再会後にすぐ死ぬか、仮に生き残っても後遺症で苦しむか)となっている。
pixivにおけるヒロシマ
pixiv内でヒロシマを題材にした作品は多くあるが、代表的な漫画作品を挙げる。
「さすらいのカナブン」氏(pixivでは「カナブン」名義)による実祖母の実話を題材にした作品。当初は自身の個人サイトに掲載され、kindleでの発売を経て2015年8月22日にpixivにも掲載された。2015年8月10日にはこの作品を題材にしたテレビドラマ『一番電車が走った』が放送されている。 「カナブン」氏はこの他「原爆と戦った軍医の話」や実祖母の従姉妹の話である「ヒロシマを生きた少女の話」の投稿も行っている。
「S.SHIMIZU」氏によって2015年8月から2017年1月にかけて投稿されたオリジナル作品。2018年8月からは続編となるヨゾラノ星2が投稿されている。その他「S.SHIMIZU」氏はヒロシマをテーマにした作品を多く投稿している。なお、「S.SHIMIZU」氏の方針から連載はpixivのみに限られている。