概要
Amazon.comが提供する電子書籍サービスである。
暗闇の中、木陰で本を読む影が印象的な図案をロゴに用いている。
今や一人一台と言われるほど流通しているAndroid端末やApple製の端末でも利用が可能であり、専用端末も販売されている。
通信販売のAmazonとは提供元が同一であり、得られるポイントが共通しているなどのメリットも有る。
Amazon独自のサービスというわけではなく類似のものは他社にも存在している。
特徴
- シンプルなインターフェイス
- 洋書に強い品揃え
- 紙媒体より安くすると印税率が上がる契約によりセールを推奨
- Amazon.comのストアページとの連携
- Amazonでのポイントの互換
弱点
- 解像度がやや低い(一部の漫画や写真集等では違いが大きくでる)
- アダルト関係に弱い
端末、サービス等
- ブラウザ版
電子版を購入した場合アマゾンのページ、購入履歴から利用できるサービス。小説など一部の形式は対応していない。
- デスクトップ版
正式な名前は「Kindle for PC」。Windowsで利用できるアプリ。操作感やレイアウトはAndroid版に近いものがあるが、環境によっては反応が鈍く起動するだけでも一苦労。「Kindle Unlimited」の一部機能が使えないといった問題も。
- Android版
スマートホンやタブレット端末で使用できるアプリ。無難すぎて特に書くことがない。よほどのことがなければ上記のWindows版よりもこちら。
- Fireタブレット
7インチの「Fire7」、8インチサイズの「FireHD8」、10インチの「FireHD10」、上位機種に位置付けられる「FireMax11」などがある。画面のサイズだけではなくそれぞれストレージ容量、RAM、CPU性能等に違いがあるので用途に合わせて検討しよう。Androidをベースにした専用OSであり、Kindleアプリが標準機能として組み込まれている。表示はカラー。
- Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)
電力消費が極端に少ないE-inkを画面に使用した端末。軽量の上、電池の持続時間が長く、条件にもよるが最大10週間利用可能とされている。表示がディスプレイを構成するE-inkの特性上、表示が白黒に限られており、小説など文字中心の閲覧に向く。
- Kindle Scribe(キンドルスクライブ)
E-inkを使用した端末の上位機種。性能も向上しているがその分高価。手書き入力もサポート。「Paperwhite」よりも大画面。
ラインナップ
『Dr.スランプ』
『ドラゴンボール』
『聖闘士星矢』
『北斗の拳』
『飛べ!イサミ』
『エリア88』
『サタノファニ』
『キャプテン翼』
『YAIBA』
『名探偵コナン』
『ダークダンジョン』
『ゼルダの伝説』
『炎の闘球児 ドッジ弾平』
『炎の闘球女 ドッジ弾子』
『ドラゴンクエストシリーズ』
その他にも攻略本や設定資料集やビジュアルファンブックも電子書籍形態で販売されており、購入が容易になっている。
関連イラスト
著者自身の宣伝イラストが多い。
別名・表記ゆれ
Kindle正表記
関連タグ
無断で再版された作品を著作権上の問題で削除した際に、顧客に無断で行ったため作中のビッグブラザーに当てはまる事になり炎上した。amazon側はこれに対して返金もしくは正規版の配信で対処したものの、電子書籍の問題が露呈した形になった。