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東方亜城月の編集履歴

2018-08-29 11:17:24 バージョン

東方亜城月

とうほうあしろつき

過去作だったものです

概要

ロックマンゼロ及びロックマンZXシリーズを作っていたインティ・クリエイツより開発、発売された作品

本作はアクションが苦手な人でもクリアしやすいように工夫がなされてる作品である。

ライトノベルアクションとあるようにストーリー中の用語や状況の説明等がライトノベル調の言い回しになっている。


海外版は「Azure Striker GUNVOLT」のタイトルになっている。


2016年8月25日には、続編「蒼き雷霆ガンヴォルト爪(そう)」が配信開始。さらに今作と爪が同時収録されたパッケージソフト「蒼き雷霆ガンヴォルトストライカーパック」も発売された。

インティ・クリエイツオリジナルタイトル初のパッケージソフトとなる。また、OVA化も決定した。


システム

ショット(避雷針)を敵に打ち込み、そこにEPと呼ばれるエネルギーを消費して雷撃鱗(電流)を流すことにより、敵を撃破していく。

雷撃鱗を使わない間は電磁結界(カゲロウ)システムというEPを消費して自動で攻撃をかわすシステムによりステージ道中で雑魚敵にやられることはかなり少なくなっている。

というより初見のステージをプレイする時やタイムアタッククエストをする時は大概電磁結界をフル活用して進むので、落ちない限りは攻撃しないでスーパーマ○オ感覚で進んでいるだけでオーケー。

EPも状態異常になっていなければ自然回復の他、簡単な操作で何度でも瞬時に全回復させることが出来る。

また、「そんな女々しい行動出来ないぜ!」とちゃんと戦闘してやられた場合も、運がよければヒロインの歌によりフルパワーアップ状態(一部の攻撃を受けた時を除いてEP無限・空中ジャンプとダッシュ回数無制限化)となってステージを進むことが出来たりする。(BGMも専用のものに変化、ただしクリアランクはCで固定される)

復活が起きる確率はトークルームでのヒロインとの会話で上げる事が出来る。


ロックマンシリーズでプレイヤーを悩ませたトゲや溶鉱炉が存在するステージもあるが今作では特定のアイテムをつけていない限りは一撃死せず普通にダメージを受けるだけになっている。

操作もロックマンゼロシリーズのようにダッシュや壁蹴り(ただし壁貼りつきは無い)をすることが出来、さらに特定の装備をするなどによってEPを消費して空中ジャンプや空中ダッシュをすることも可能。


SPを消費することにより必殺技で攻撃できるスペシャルスキルや回復・能力アップなどの補助効果を持ったサポートスキルが使用可能、スキルにより消費SP数は異なり、消費されたSPは時間と共に回復する。


また、残機と言うシステムが存在せずミスするとステージの初めか最後に触ったリトライマーカーの位置から何度でも再スタートできるのも特徴。(リトライマーカーからの再スタートの場合はマーカーに触れた時点のスコアを得た状態で再スタートする)

そのため、「とりあえずステージをクリアする」などの目的ならばロックマンシリーズと比べて非常に難易度が低くなっている。


ただしスコア稼ぎとなると話は別になる、このゲームにはクードスと呼ばれるスコアプールが存在し敵を多重ロックオンして電流を流して同時に複数撃破・自分が空中にいる時に電流を流して撃破・スペシャルスキルで中ボス・ボスを撃破(この場合は下記の通りスコアが清算されてしまうが…)・ステージごとの特殊な条件を満たす

などの行動でクードスが溜まって行きクードス数が大きくなるにつれてさらにスコア倍率が掛かる、そしてスペシャルスキルを使う(サポートスキルは対象外)・リトライマーカーに触れる・ステージクリアのいずれかの行動を取るとその時点のクードス数×スコア倍率分が正式にスコアとして清算されるようになる。(スペシャルスキルを使った場合は必殺技使用後に増えたスコアも含む)

また、クードスが1000を超えている間はヒロインの歌が流れるようになる(基本的に各ステージで初めてクードスが1000を超えた時に掛かる曲は固定・二度目以降は今まで聞いたことがある曲の中からランダムで流れる)

ただし敵から攻撃を受けるとクードスがどれだけ溜まっていても一気に0になってしまう、クードスが1000を超えた時に流れる歌が流れていた場合はそれも止まって通常のステージ曲に戻る。(電磁結界でダメージを0にしてもアウト


そのため、スコアを稼ぐ場合は敵の攻撃に一度も当たらない位の気持ちで挑みさらに上を目指す場合は触れるとスコアが清算されてしまうリトライマーカーにも触れずにクードスを貯め続けなければならない。(特定の場所で全体攻撃のスペシャルスキルを使うなどの工夫をすればそこまでしなくともある程度は稼げるが)


ステージクリア時間によってもクリアスコアにさらに倍率が掛かるためステージクリア速度も求められるなどスコアアタックをする場合は非常に高難易度のゲームと化すのである。


レベル

ガンヴォルトにはレベルがあり敵を倒して経験値を貯めレベルが上がるごとにHPが少しずつ増え一定レベルを超すと新スキルなどを覚えるようになっている。


装備

避雷針はストーリー進行に合わせて新たな物が増え、

ステージクリア時にあけられる箱の中やクエストをクリアすることによって貰える素材とステージ内や素材売却などによって得られるクレジットを使用することで新しい装備を作成しそれを装着することでキャラクターのカスタマイズをすることができる。


ゲーム内では分かりづらいが基本的に開発ルートはツリー状になっておりまだ開発していない装備を開発するごとに新たな装備を開発出来るようになっており、中には同じ装備を二個合成することでより効果の高い装備を作ることが出来るものもある。


装備の内容は雷撃鱗のEP消費量減少・最大EP量の増加・特定避雷針の強化・空中ジャンプや空中ダッシュが可能になる・トゲに触れると即死し、電磁結界が発動しなくなるが獲得クードスが上がるなどさまざまな効果がある。


登場人物

ガンヴォルト

ガンヴォルト君を塗ってみた


迸れ!!蒼き雷霆、我が敵を貫き滅ぼせ!!


本作の主人公であり、タイトルでもある蒼き雷霆(アームドブルー)の能力者。

フェザーに所属している14歳。

ガンヴォルトはコードネームで、本名は不明。

世界に居る能力者を誘き出す能力を使っている、電子の謡精モルフォ暗殺の任務を受け皇神グループのビルに潜入し、シアンを助けたことにより、彼の人生が大きく変わり始める。



シアン

本作のヒロイン。

ガンヴォルトに匿われて生きている13歳。

ゲーム冒頭で、皇神グループの野望の為に幽閉されている所をガンヴォルトに助けられる。

守られている事に後ろめたさを感じており、何かガンヴォルトの助けになれないかとよく考えている。

能力者であり、電子の謡精(サイバーディーヴァ)のセブンスの持ち主である。

いわばモルフォの本体であり、モルフォはもう一人のシアンでもある。

ガンヴォルトの下で隠棲しているが、皇神には見つからずに問題なく学校に通っているようである。

ミッションの前に彼女と会話や交流を深めると、力尽きた際に流れる事で窮地から復活できるモルフォの歌の発動率がアップする。

後にガンヴォルト共々悲劇に見舞われてしまうが・・・?


モルフォ

ガンヴォルト

本作のもう一人のヒロイン。

シアンの能力である電子の謡精。いわばバーチャルアイドルであり、この世界では絶大な人気を誇っていた。モルフォ蝶をモチーフにした衣装や髪留めが特徴。

しかし、裏では皇神グループの野望の道具にされていた事が判明。シアンがガンヴォルトと行動を共にするようになるとピンチの時にそのステージで一回だけ一定の確率で体力全快・EPの無限使用・空中ジャンプとダッシュ回数無制限化ができるモルフォの歌が流れる。

実はシアンの心の奥底にある願望が具現化した存在で、自我も持っておりシアンやガンヴォルトとも会話ができる。

もう一人のシアンともいうべき存在である為か、物語後半である行動をシアンに行っていると・・・?

ちなみにガンヴォルト本編で条件を満たすとステージで流れてくる歌は全てモルフォが歌う歌であり、ニンテンドー3DSのきせかえテーマ配信の複数あるモルフォのテーマではそれぞれ歌が収録されており、3DSのメニューで流れる。

蒼乃燐光(アオノリンコウ)というCDなどに彼女の歌がフルバージョンで収録されている。(ゲーム内やカスタムテーマで流れる曲は基本的にフルバージョンではない)


アシモフ

ガンヴォルト発売おめでとう!

テロ組織フェザーの創始者でありチームリーダー。

スナイパーライフルによる射撃を得意とする。

GVにとって恩人であり師匠であり、育ての親のような存在。


ジーノ

フェザーのムードメーカー。

GVよりも歳上ではあるが、同い年のように仲良く接する。

アニメやマンガやゲームが大好きで、作中でも様々な仕掛けや物をそれに例えている。


モニカ

フェザーのオペレーター。

組織の中では珍しい、第七波動をまったく持たない「無能力者」。

作中GVやジーノから「お姉さんのような存在」と言われている。

アシモフに対して好意を抱いている。

そしてでかい


皇神グループ

通称「スメラギ」。

今作の敵対組織。詳しくはリンク先を参照。


紫電

皇神グループのトップであり、若きカリスマ。

部下である「七宝剣」を従える。


アキュラ

第七波動能力者のみをを討滅する謎の少年。

通称「能力者を滅する者(セブンス・スレイヤー)」

本人は第七波動を有しておらず、各七宝剣の能力を自身の持つ銃と盾に組み込ませて戦う。


エンディングについて

このゲームは二種類の結末が存在しており、最終ステージでとある装備品をステージ開始前から装備し、変更しないままの状態でボスを倒さないとバッドエンドになる。(条件を満たしていればスタッフロールに行かずに真の最終面に進むことが出来る)

しかもその装備品は電磁結界が発動しなくなりメリットは何もないのである。(つまり電磁結界無しで最終ステージをクリアする必要がある。)

その装備品を作るために必要なアイテムは、バッドエンドの後セーブしたデータをロードするとそれとなくヒントが与えられるのだが、どの場面で装備すればいいのかのヒントはゲーム内には存在しない。

さらに装備作成イベントの都合上1週目ではアイテムを集めても装備品を作成することが出来ない。(つまりどうあがいても1週目ではバッドエンドを見る必要がある)

なお、真のエンディングを迎えたデータがある状態だと自動入手できる装備品でも代用が可能。


MIGHTY GUNVOLT / GAL GUNVOLT

8bitゲームテイストの番外編作品。早い話コレに一番近いアクションゲーム。

ガンヴォルト早期購入特典として最初は配信されていたが、後に通常配信もされている。

タイトルが「MIGHTY」と「GAL」で違うが内容は全く同じ。

3DS/Steam版は「MIGHTY GUNVOLT」で、PS4/PS VITAでは「GAL GUNVOLT」のタイトルで配信されている。

3DS版は追加ステージはコンテンツ購入が必要。それ以外は追加ステージ込みで配信されている。


ストーリー

巨大芸能事務所スメラギ・プロダクションは次世代の歌姫を見つけるべく「サイバーディーヴァ・オーディション」と題し非人道的な人体実験を行っていた。

そんなスメラギ・プロダクション相手に一人立ち向かう少年がいた。

その名はガンヴォルト。


街の主要な施設を次々占拠するスメラギ・プロダクションの魔の手はついに女子高にまで及ぼうとしていた。

女子高校生がこの世からいなくなるとカップルが成立しなくなると知った見習い天使の「えころ」はガンヴォルトと共にスメラギ・プロダクションと戦うのであった。


・・・つまり、ガンヴォルトにぎゃる☆がんが混ざったようなものである。


プレイヤーキャラ


  • ガンヴォルト

本編と異なりダッシュと電磁結界と壁蹴りが使えない。雷撃鱗ではないが放射方向を変える事ができる電撃攻撃が可能。高いところへは二段ジャンプができる。


ジャンプボタン押しっぱなしでホバリング移動が可能で、ロックオンで敵を倒すとオプション化して弾を撃ち続ける。

えころのみ、最初のステージがSCHOOLに入れ替わっている。


チャージショット・スライディングのアクションを持ち、他の二人と異なり狭い通路をスライディングで通る事ができる。何故かストーリーに関わっておらず、MightyNo.9からの先行参加扱い。

ドット絵にすると余計コレに似ている。


なお、ゲーム中にはプレイヤーキャラの交代はなくそのセーブデータファイルでは一貫して最初に選んだプレイヤーキャラで攻略する。


ステージ

  • TRAIN

蒼き雷霆ガンヴォルトのオープニングステージである皇神ビル・貨物列車が元ネタ。

えころで始めた場合は二番目のステージになる。何故かボスは例のドルヲタ。


  • SCHOOL

おそらく「ぎゃる☆がん」における学校が元ネタ。

えころで始めると最初のステージになる。


  • LAB

蒼き雷霆ガンヴォルトの研究所ステージが元になっている。ボスは原作と同じ。


  • TOWER

同じくガンヴォルトのタワーステージ。ボスも原作同様。


  • MIRROR

今作オリジナルの最終ステージ(?)。いきなりアキュラと対峙するも、なんと実際に対決するのはパンテーラ。

原作ではガンヴォルトと戦う事のなかった彼と戦う事となる。


追加ステージ

追加ステージのボスは比較的クセのある強さを持つのが大半である。

  • FACTORY

ガンヴォルトの工場ステージ。ボスはMightyNo.9のボスに変更されている。


  • BIO LAB

ガンヴォルトのバイオラボステージ。ボスは同じくエリーゼだが、原作より強い。


  • HIGH WAY

おそらくMightyNo.9出典のステージとボス。


  • GYM

体育館。ぎゃる☆がんからの出典か?


余談

このマイティ/ギャルは蒼き雷霆ガンヴォルト爪の伏線となっているところがあり、複数のアクションが異なる主人公制は爪で採り入れられているのを始めとして存在する。

関連タグ

稲船敬二 インティ・クリエイツ


蒼き雷霆ガンヴォルト爪 - 続編

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