概要
バーチャルYouTuber四天王とも呼ばれる(五人揃って四天王)。キズナアイ、ミライアカリ、輝夜月、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん、電脳少女YouTuberシロが描かれたイラストに付けられるタグ。
2017年12月頃からブームに火が点いたバーチャルYouTuber業界だが、そのブームの立役者として見做されているのが上述の5人である。中でも、最もキャリアが長く登録者数も多いキズナアイを親分とし、他の4人を四天王と位置付けている。
pixiv以外では、五大老や常任理事国などの呼称もある。
実際、この5人は、無数に存在するVtuberの中でも屈指のYouTube登録者数を誇っている。ただ注意しておきたいのは、これらの呼び名は必ずしも「登録者数上位5人」という定義によるものではない(事実、2018年4月現在においては、猫宮ひなたの登録者数がのじゃおじの登録者数をわずかに上回っている)。これらの呼び名は、業界の爆発的ブームにこの5人が大きく貢献したというファンたちの認識に基づく名誉称号と言ってよい。したがって、新たに台頭してくるVtuberがこの5人の登録者数を上回ることがあったとしても、その度に称号を冠されるメンバーが入れ替わるということはおそらくない。
実際、2018年8月時点でのじゃおじはチャンネルを「V番連」に改称し、同チャンネルでの動画投稿をやめる旨の宣言をしており、事実上の半隠居状態になったが、他のVTuberの四天王入りという話題はほぼ皆無である。
そもそも、こうした称号はあくまでファンの間で自然発生的に付けられたものであって、Vtuber本人たちが正式な肩書として名乗ったことはない。
なので、該当するVtuberたちに無理にこれらの称号を名乗らせたり意識させたりすることは、ファンとしてはご法度であることを心に留めておきたい。
……とは言え、当事者達もこのくくりはそれなりに意識しているらしく、キズナアイの誕生祭では四天王全員+ときのそら、富士葵、ばあちゃるがゲスト出演、のじゃおじが動画内の企画で「#四天王40分チャレンジ」なるハッシュタグを作成、電脳少女シロの誕生祭では四天王からのお祝いメッセージは他のVTuberとは別枠で紹介するなどの事例がある。