概要
京阪電鉄の子会社である京阪レジャーサービスが運営する遊園地。「ひらパー」の愛称で関西で絶大な知名度を持つ。毎年120万人前後の集客をコンスタントに出していて、あのUSJに次いで、大阪府で第2位を誇る。
また、現在日本国内で営業中の遊園地の中で最古の遊園地でもある。1924年に開園した。
実は京阪電鉄は、1910年に、現在の寝屋川市に「香里遊園地」という遊園地を開園、運営を行っていたのだが、周りが宅地化される事になったため1912年に廃園に追い込まれてしまう。ところが、そこで菊人形展が行われた事から、別途枚方市内に土地を確保した上で菊人形展を行ったのだった(1918年まで)。その土地に、ひらかたパークが建てられたのである。
なお、日本最古の遊園地は、東京の浅草・花やしきであるが、花やしきは太平洋戦争中の1942年に強制疎開で取り壊され、1947年に復活した経緯があるため、継続して営業している遊園地の中ではひらかたパークが最古である。もっとも、このひらかたパークも、1944年から1945年にかけて閉鎖させられてはいたが、施設はある程度残された。
ひらかたパークが作られるきっかけになった菊人形展は、1964年以降は主にNHK大河ドラマで放送される作品を題材にしていたが、職人の高齢化、後継者不足などから、2005年限りで大規模なものが打ち切られてしまった。ただし、菊人形の展示自体は2006年以降も実施してはいる。
関連項目
- ブラックマヨネーズ(小杉竜一がイメージキャラクターを担当、さらに吉田敬の父親はここの親会社・京阪電鉄の社員だった)
- 岡田准一(小杉の後を受けてイメージキャラクターを担当。しかもこの遊園地のある枚方市生まれ)
みさき公園(鉄道会社経営の遊園地)