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胎界主の編集履歴

2018/09/07 03:45:35 版

編集者:雉村猿哉

編集内容:修正しました

胎界主

たいかいしゅ

『胎界主』(タイカイシュ)とは、鮒 寿司(フナ コトツカ)氏が描く、「全頁総天然色の無料公開WEB漫画」。

概要

2005年よりWeb上で公開されている。

現在は三部構成の内、第一部<アカーシャ球体>編、第二部<ロックヘイム>編が終わり、第三部<翻訳儀典>の構想中。

更新速度が数あるweb漫画の中でも群を抜いて速く、三日に三ページをフルカラーで継続更新していた。

世界観

 二つの『生成世界』のまわりを数多の『胎界』(想像力、精神力の影響が生成世界よりも顕著に出る世界のことであり、中でも特に強大な256の胎界はヘイム(次元世界)と呼ばれ、天国地獄魔界といった名称が付けられている)が巡っている世界が舞台。

 悪魔神獣といった人々に強大な存在の干渉を与えるものたちの様々な思惑の元に、人間という唯一「たましい」を持つ生き物の中でもさらに『胎界主』と呼ばれる「世界を変成させることができる力の持ち主」が「創造行為」を行なうことで成り立っている。

※この世界における胎界主とは、47種類の「たましいの力」を使い、「原典」の向こうから流れ来る力を「翻訳」して創造行為を行うことができる者を呼ぶ。

第一部は、二つある生成世界の内「ソロモンヘイム」の鮒界市を舞台に描かれる。

鮒界市は、東郷が支配する「郷」のひとつで、人口十数万人の小規模都市。

主な産業は、鮒界湖での漁業と特産品。

第二部は、もう一つの生成世界「ロックヘイム」が舞台。

大陸は存在せず、人々は巨大樹型神獣ネブリを国土として暮らしている。また、一日はソロモンヘイムの三倍の七十ニ時間で、季節もつねに一定。かつては四本のネブリが存在していたが、数百年前の大惨事により一本は完全に死滅、一本は半壊状態となった。

「9」は使うことを許されない数と定められており、九進法が採用されている。

登場人物

主人公。公園墓場の管理人だった凡蔵夫妻の子供であり、跡を継ぎ公園墓地の管理人をしている。

左目で「アカーシャ球体」・「命の緒」・「心の緒」を見ることができ、指で「命の緒」を切断できる。

人助けをして、その見返りに金銭を巻き上げることを生業としている。

嫌いなものは魚と女。あだ名は「亡くし屋」「サメ男」。

ベール派の誓約者。北米州ニューメキシコの小さな村で生まれたブエブロ族インディアン

「躰化者」で特殊暗殺部(特殺)の一員。軽い性格でバカに見えるが、これは演技らしい。

関西弁なのは、大阪の女に日本語を習ったから。

≪ルキフグ派≫の魔法則師、別名『塔の男』。ヘッド暗殺リストTOP3に名前が載っている。

魔界第一位君主であるアスタロト直属の使い魔。魔法則はアスタロトに授けられた。ピュア殲滅の担当者。

センシティブな作品

よく道化のような格好をしている≪ベール派≫の王族魔王。魔界第二位君主。

普段は「クルクル~」や「レレレェ」などと言っている少しおかしい悪魔。

この作品における狂言回し的人物でもある。

プライドが高い≪ベリアル派≫の王族魔王。魔界第三位君主。

外見はシルクハットとパイプをたずさえた紳士風。

ゲーテに劇化されることで不朽の知名度「存在承認」を勝ち得た魔王であり、

鏡を利用して生成世界に干渉する。

古代ヘブライ王国の王で、神から授かった『指輪』『本』『石』を使って「存在級位」を際限無しに上げ、魔王たちを自由に操り使役していたといわれる。また『本』の内容を改竄し「銀の法則」などを定めた人物。

はるか昔に「原典世界」へと消え去り、認識の埒外の存在となった。

高解像度版

第一部全27話が収録された高解像版(1600×1200)が、735円(税込)にて発売中。

おまけに、人物・世界設定資料が収録されている。

外部リンク

記事を作成する際、参考にさせていただきました。より詳しい情報はこちらをご覧ください。

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