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このゲームはPC-88、PC-98、MSX、X68000で発売された。ジャンルは一応アドベンチャーゲームということになるが、実際に選択肢が極端に少なく、「電子紙芝居」といったほうが良いものであるとされる。
ストーリーとしては「高校生である沢島綾代が放課後のアルバイトで……。」という内容らしい(執筆者プレイ経験無し)。
またこのソフトは当時のパソコンのアダルトゲームの価格(8800円くらい)よりも安価であった(3800円!)こと、そしてテレビで紹介されたこともあり、この作品はとてもよく売れたとされる。
しかし、このソフトのPC-88版の原画担当が失踪したり、他の移植版ではその原画を勝手に使いまわしたり、当時18歳の人に原画を担当させたりとかなりフリーダムな内情だったらしい。
また、ハードにより原画が異なり、イラストが違うという恐ろしい状態になってしまったらしい。
しかし売れたので、続編が発売された。この形式でさらに4作ほど発売された。
正式タイトル名
正規タイトル(供給ハード)
はっちゃけあやよさん AYAYO'S AFTER FIVE(PC88 PC98 MSX X68K)
はっちゃけあやよさん2 いけないホリデイ AYAYO'S LOVE AFFAIR(PC88 PC98 MSX X68K)
はっちゃけあやよさん3 私、逝っちゃったんです AYAYO'S LIFE AFTER(PC98 X68K)
はっちゃけあやよさん4 セクシーオリンピック AYAYO'S LIVE AFFECTION(PC98 FMTOWNS)
はっちゃけあやよさん5 ピカピカの小惑星 AYAYO'S Dive Aframe(PC98)
ベスト版
はっちゃけあやよさん123(FMTOWNS)
はっちゃけあやよさん123 For Windows(Windows)
はっちゃけあやよさん1-5 Renovation(Windows)〈『はっちゃけ"HARDな"あやよさん本』の付録〉
有限会社ハード社に関して
この会社はアダルトゲームを1986年から作成しており、当初は割りと普通の会社と思われていた。しかし、1988年ごろから変な方向に進みだし、ファミリーコンピュータディスクシステムの非合法ソフトに手を出して不良在庫を積み上げたり(自社作品の移植)、独特のセンスだったりする。
1991年の沙織事件で怖じ気づいたか、それまで好き放題していた社長は会社を畳もうとしたが、長岡建蔵が社長職を引き継ぎ会社を存続させた。
しかし、Windows95の技術に開発がついていけなかったのか、1996年にゲーム作成メンバーは解散。会社自体は1999年まで存続した(総集編がその年に発売された)らしいが、休眠状態か解散かは不明である。
……と思いきや、2017年末にまさかの復活。公式サイト(外部リンク)やTwitter(外部リンク)が開設され、復刻版『はっちゃけあやよさん1-5 Renovation』の制作が発表された。
変わったタイトル一覧
- ハード社の社長が社員に面白いと認めさせたクイズ第一弾 ~君も成田に行って勝手にじゃんけんしよう~:いったいナニがしたかったのだろうというタイトル。アメリカ横断ウルトラクイズ便乗ネタだが、二弾は出なかった
- ベロンチョ身体検査 ~女子高校編~:名前の割りに売れたらしい
- 吉永サユリがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ! A HARD DAY'S NIGHT:このソフトのグラフィックは過去作品の使いまわしらしい
外部リンク
Project Repadars(18歳以上立ち入り禁止、ここの記述を参照した)