概要
『北の国から』は、北海道富良野市(主に麓郷地区)を舞台にしたテレビドラマ。
フジテレビ系列で1981年から2002年にかけて放送された。
東京都から故郷の北海道に帰郷して、大自然の中で暮らす一家の姿を描く。
脚本は倉本聰。北海道の雄大な自然の中で繰り広げられる。
連続ドラマ放送後、8編に及ぶSPドラマが放映された。
また、同系列のバラエティ番組、とんねるずの『みなさんのおかげでした』では『みなさんのおかげです』時代から、かなりこだわったパロディを行なっており、『北の国から』主演の田中邦衛もそのファンだった様である。
役者の演出には非常にこだわっており、ボクシングの試合のシーンでは役者が本当にノックダウンで気絶する、マイナス20度の川に入る、実際に重たい石を何度も運ぶ、火おこしを実際にする、別れのシーンで役者にあらかじめ全力疾走をさせてからトラックの追走に挑むなど数多くの逸話があり、地上波のドラマとしては映画並みのスケールで撮影が行われるという別格の扱いであった。
そして、本ドラマは富良野が観光地として栄えた要因の一つでもあり、撮影のたびに地元住民らが積極的に協力した事も本作の成功に大きく寄与していた。