切裂とおりゃんせとは、「ぬらりひょんの孫」の登場人物である。
概要
都市伝説「切裂とおりゃんせ」の怪人。埼玉県川越に出没すると噂されていた。
明治・大正時代を思わせる軍服を身につけ、顔には包帯を巻いている。語尾に「~であります」とつけるのが口癖。
細道の影に踏み込んだ少女(女学生)を異世界へと引き込み(神隠し)し、巨大な鋏を使って殺害。少女の顔(恐怖する表情)を切り取ってコレクションしていた。顔を奪われた被害者の魂は異世界に囚われ続ける。
百物語組の一員であったようだが、意図的に怪談から造り出されたのか、自然発生したものをスカウトしたのかは定かではない。切裂とおりゃんせ自体は少なくとも約15年前から存在している。
彼のターゲットは少女であり、圓潮も口演でそう語っているのだが、なぜか奴良リクオの顔を切り取ろうとした矛盾がある。