概要
アニメやゲームには未登場。
原作終盤に登場した響良牙の彼女。
ブタ相撲のブタを育てるブタ相撲部屋・雲竜家の娘で、十四代横綱・カツ錦を連れている。自身も大のブタ好き。一途な努力家で、おとなしい性格だが、時に大胆な行動に出る。
「カツ錦に勝った男としか交際を認めない」という祖父の言いつけを守り、幼少よりカツ錦に勝てる男を探していたが、たまたまカツ錦に襲われた響良牙がカツ錦を倒したため、良牙に一目惚れした。乱馬が指摘した「カツ錦に勝てれば誰でも良かった」という事実から、良牙に避けられていたが、早乙女乱馬の計らいで良牙に告白する。良牙は告白に答えようとしたが、ひょんな事からあかりは良牙が女らんまの事が好きなのだと誤解し、去ってしまった。
経緯は不明だが、後に再びラブレターを送り、良牙とペンパルとなる。デートの待ち合わせをするなど良牙の彼女になった。
しかし、とにもかくにも不遇が目立つ。
と、いうのも原作への登場がアニメ終了後の最後期(通常単行本で言えば30巻の第1話が初登場になる。つまり単行本全38巻のうち8巻分しか出番のチャンスを与えられなかったという事になる。さらにはその8巻の中には、自身には戦闘能力が無いあかりのような娘には出番をうかがうチャンスを与えられない純粋な格闘長編なども複数回繰り広げられているため、純粋な登場話数を勘案すると単行本1巻分あるかないかというレベルである)であるがために登場ストーリーが少ない上、乱馬、あかね、良牙以外と絡むシーンはほとんどない。
また、良牙との関係についても、良牙の方向音痴はあかりに対しても健在であり、ペンパルとして文通はできても直接会える事は滅多にないという。
最終回ですら良牙はあかりへの土産の賞味期限が切れてしまっているほど。極め付けは、良牙があかねへの想いを一切捨てていない事である。しかも、良牙はあかねに対してはちゃんと賞味期限内に土産を届けに来ている。
本人は良牙があかねに向けるレベルで、同様の好意を良牙に向けており、しかも良牙の事を本気で疑うこともせず信じている純粋な娘である。それだけに、本当に、色々な意味で不遇な娘である。
ついでに言うと良牙がPちゃんに変身することを知っている一般人である。なおかつそれを受け入れて「理想の男性」と言い切り、その秘密の秘匿すらも良牙のために受け入れている。その様はまさに尽くす女の鑑とさえ言いきれる。
そのため、この娘の登場から良牙の恋愛方面の外道度が乱馬クラスまで跳ね上がってしまった。