五和
いつわ
概要
CV:茅野愛衣(事実上のデビュー作。)
天草式十字凄教に所属する魔術師。二重まぶたが印象的な女の子。外ハネ髪が特徴。
普段はおとなしい少女だが、キレると怖い。
上条当麻に好意を抱いており初めのうちはおしぼりを渡すしかできなかったが、後に持ち前の料理スキルで彼を感激させる。上条当麻からは貴重な「普通の女の子」という印象を持たれている。
前述でも紹介したがキレると豹変し、言ってはいけない発言を多発する。
「さんざんさんざんさんざんさんざんさんざんグチャグチャのグチャにブチのめした後に! まだあごが砕けていなかったらの話ですけどね!!」
なお建宮斎字曰く、『隠れ巨乳』であるらしいが、アニメ第2期では御坂美鈴・風斬氷華辺りにも匹敵する完全な巨乳となってしまった(サイズは少なくとも御坂美琴がチラ見しただけで敗北を認める程のものを持っている模様)。
ちなみに自動車・大型自動二輪・小型船舶やヘリコプターの操縦が可能。そのため年齢は18歳前後と思われるのだが、公式には出てきていない。
※14巻の再会時の地の文では「歳は上条と同い年くらい」と書かれていることから、免許は実際の歳を誤魔化して取得した可能性がある(しかし17巻で飲酒していたので、18歳(イギリスでは法的に飲酒可能)の可能性も無い訳ではない)
アニメでは
アニメ2期では初登場が原作よりも前倒しになっており、『法の書』編の時点で姿を見せた。アニェーゼ部隊のシスター達からオルソラを連れて逃げようとする上条を助けるなどの場面も追加されている(原作での初登場は『アドリア海の女王』編)。
なお、『とある魔術のインデックスたん』にて『どうぞ』という台詞をいろんなシチュエーションで言わせるというファンなら思わずニヤニヤしてしまう場面がある。
新約以降の活躍
アニメ3期放映前に発売された新約20巻時点で、最後に登場したのが建宮斎字を建/宮にしそうになった新約2巻。つまり18冊分も登場してなかったことになる。
旧約で登場した魔術組が定期的に活躍の場を与えられる中、もはや意図的にハブられてると言わんばかりの空気具合。
…一時期は禁書でも屈指の大人気ヒロインだったのにどうしてこうなった。
そしてついに新約21巻で建/宮さんと共に念願の再登場を果たす。
が、久々の登場は残念ながらちょい役で終わり、現実の歴史にも刻まれた偉大な近代魔術結社『黄金夜明』(黄金の夜明け団)の魔術師であるウィリアム=ウィン=ウェストコット、アニー=エリザベス=フレデリカ=ホーニマンの威光・実力に圧倒されるばかりであった。
同様に空気だったオルソラ=アクィナスが新約20巻で一躍存在感を示して大金星を上げたので、五和の活躍もまだ諦めきれないところではある。
ただ、五和の後釜的に魔術を代表する人気キャラになったオティヌスや、オティヌスと共に新約を代表するヒロインと称される食蜂操祈の存在を踏まえると、ヒロインとして存在感を発揮するのはかなり厳しい状況になってしまった。
武装
海軍用船上槍(フリウリスピア)と言う槍を使用する。天草式の性質から隠密性を高める為に、容易に分解して持ち運び出来る。
『刺突』を可能とする槍である事から天草式の切り札『聖人崩し』の発動基点となるが、 そのまま使用してはあまりの威力に使い手の手首から先が吹き飛ぶ為にその際にはおしぼりを巻くことで簡易的な管槍として用いる。
また、七教七刀と言う七閃と似たような技もある。