あるいは気難しいが侮れない要素(またはそのような特徴をもつ人物)、癖やアクの強い不気味な存在のこと。
時代劇では十中八九、前者である「怪しい奴」という表現で使われる。
密談の最中、天井に潜む間者(忍者)の気配に気付き「曲者っ!」と言いつつ槍を天井にブッ刺したり(間者が敵側の場合は仕留められ、味方側の場合は紙一重で逃げおおせる展開が多い)、悪代官が屋敷に乗り込んできた主人公に対し「曲者じゃ!出合え、出合えっ!!」と大声を張り上げて手下を召喚するシーンは、有名すぎてもはやテンプレの域にあると言えるだろう。