「どこの死に損ないかと思えば、青い救世主君か」
声:近藤隆
概要
ソニックフォースに登場し、エッグマンによってソニックへの憎しみを詰め込んで作られたファントムルビーを身につけている。
自身を最強の存在と圧倒的な強者だと称しており、性格も冷酷かつ高圧的で、好戦的な戦闘狂。
エッグマン以外の他者を「ゴミ」呼ばわりし、支配者であるエッグマンに対しても(言葉は丁寧だが)挑発的な態度を取るが、相手を過小評価する性格が災いし、詰めの甘さが見られるシーンも少なくない。
能力
あのソニックを凌駕するスピードとパワーを持ち、ソニックアドベンチャー2でシャドウとソニックが初めて対峙するシーンを彷彿とさせる。
Dr.エッグマンが開発した仮想現実を作り出すファントムルビーの力を扱うことができ、仮想現実自体もエネルギー供給がある限り、無限かつ無尽蔵に創り出すことが出来る。
あのVRを作った自称神もびっくりどころか、完全に欲しがる力で間違いないだろう。
インフィニットは自分の力を「無限の力」「全てを屈服させる力」「無敵」だと豪語し、赤黒いブロックノイズ状の物質で直接攻撃、フィールドの認識をあべこべにし、その場には存在しない兵器を召喚するなど、なんでもありとも言える能力を持つ。
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ネタバレ
無料DLC「シャドウストーリー」及び、webコミック「RISE OF INFINITE ~無限の萌芽~」で彼の来歴が明かされた。
本名は不明で、コミックスでは盗賊団「チームジャッカル」のリーダーだったが、金目のものを盗みにDr.エッグマンの研究所を襲撃した際にエッグマンに気に入られ、彼の掲げる世界征服計画という「より大きな悪事」に惹かれ傘下に加わる。
DLC「シャドウストーリー」では雇われ傭兵団のリーダーという事になっており、本編の数か月前に研究所を襲撃しにきたシャドウと邂逅。
当時は研究所の守りを任されていたが、シャドウらによって部下達は壊滅、自身もシャドウに一方的にやられてしまい、その上雑魚呼ばわりされ歯牙にもかけられなかった事から、プライドをへし折れられてしまうと同時に、強烈なトラウマを刻み込まれてしまう。
「ふ……震えているのか、この、俺が……!? 恐怖を……!?」
「……負け犬……!? この俺が、弱者だと……?」
「――違う! 俺は弱くなんかない! ……俺は、お、俺は……俺は弱くない……ッ! 俺は弱くないーーーッ!」
その後の彼はファントムルビーの力を身に着け、弱い自分を捨てるために仮面を被り「インフィニット」と名乗るようになり、弱者を見下すようになったのも、一種の自己投影なのだろう。
実際、シャドウストーリーにおける仮想現実のオメガが「ワタシハ弱クナイ...ワタシハ弱クナイ」と、彼の心情を代弁しているかのような描写がある。
素顔
右目に傷、もしくは傷のような模様のあるつり目のオッドアイであり、国内外の二次創作では、こちらの素顔の方で描かれることの方が多い傾向にある。