概要
監獄船アルケモア号に収監されていた犯罪者トランスフォーマーの一体。担当声優は、日本語版が青山穣 氏、原語版はトム・ケニー氏。
特性等
ホワイトを主体としたボディカラーに、蛍光ブルーのアクセントが妙にヒロイック。アルケモア号から脱走した他の囚人TFたちと同じく、地球上の生物であるコウモリのような姿をしており、超音波で敵を昏睡させ、幻覚成分を含んだ繭に閉じ込めてその者が最も恐れる悪夢を見せてエネルゴンを吸い尽くす(劇中では人間のデニーも捕獲されたが、この幻覚効果や、昏睡効果が有機体である人間にも効くのかは不明。なおフィクシットがアルケモア号の囚人名簿から検索したときには”トランスフォーマー”と発言しており、またチーム・バンブルビーを助けるべくナイトストライクが根城にしていた洞窟にやってきた、デニー、ラッセル親子には超音波攻撃をしなかったところを見ると、少なくとも昏睡させることはできないのであろう)
が、この音波もTFの聴覚用の回路を切ることで、簡単に対処が可能であり、それが封じられるとあっさり御用になったところをみると、純粋な戦闘能力はさほど高くはない様である。トランスフォーマーではあるが、コウモリから何に変形するのかは劇中では出てこなかった。
ちなみに繭の出し方は、手の発射口から、ビームのように照射するようなやりかた。なお対象に固着した繭を叩き割ろうとする者は、繭内部の青い体液(?)が勢いよく飛び散るため、返り血を浴びたかのような姿になってしまう。
なお、実はオープニングでは先駆けて登場していた。
本編では
15話において登場。上記の幻覚でバンブルビーたちに恐怖の幻覚を見せつけた。それぞれの苦手、恐怖としているもの幻覚に悩まされるチーム・バンブルビーのなかで、ただの子猫にひたすら怯えるグリムロックがいろんな意味で際立っていたのは気のせいではないだろう(理由は不明だが、グリムロックにとってはれっきとした恐怖の対象だから、あまり笑ってもいけないのだが)
ゲスト枠かつ、その後も登場しなかったためあまりイラスト投稿数は多くない彼(?)。そんななかで、この項のメインイラストと同じく赤いキャラクターと一緒に描かれていることが多々あるが、このキャラクターは、同じアルケモア号の囚人である合体TFのチョップショップの右手を構成する、エンドクレジットで言うところの右手クモ。同話にてビーたちと同じく捕獲されてしまった。ビーは繭でまともに身動きが取れない中で、小型であるがゆえに、すぐに破壊できるサイズの繭にくるまれた彼に目をつけ、ラッセルが傷をつけた繭の隙間から、片手で攻撃して解放した。当初はさっさと逃げようとしたが、一応は恩義を感じたのか、ナイトストライクに向かって、目くらましを食らわせる活躍を見せた。
関連タグ
トランスフォーマーアドベンチャー ディセプティコン コウモリ
吸血鬼(おそらく上記の能力の元ネタ)
ナイトスクリーム(ビーストウォーズリターンズに登場するナイトスクリームが、同じく蝙蝠に変形するトランスフォーマーである。憶測にはなるが、ナイトストライクが逮捕されるまでサイバトロン星から出たことがないとすると、もしかしたらコウモリという姿のルーツは同じなのかもしれない。(詳しくはリンク先などに譲るが、ナイトスクリームは偶然サイバトロン星に存在した蝙蝠の骨をスキャンしたことで、蝙蝠の姿を得た))