概要
トゥルダクとはインド神話において人間の祖であり、最初の死者として死者の国の王となったヤマ(閻魔)と妹であり妻でもあるヤミーの従者であるといわれる病魔で、一対の骸骨の舞踏者として描かれるという。
ヤマとヤミーは男女1対の死神であるとも伝わっており、その従者であるトゥルダクは死者を死の国に連れて行くだけではなく、罪人に対する刑罰の執行者であるともいわれる。
また自身も病魔であるが、病魔を祓う力も持つ。
創作での扱い
女神転生シリーズ
初出は『真・女神転生』で種族は”闘鬼”。赤い骸骨剣士姿でヤマの裁判所である巣鴨プリズンに登場した。金子一馬氏による公式イラストでは、閻魔の部下であることをアピールした「閻」の文字が描かれた衣装に身を包み、二刀流で両耳にリングをつけた姿で描かれた。
『真・女神転生Ⅱ』以降は種族が”妖鬼”に変わり、公式画を元にしたドット絵などの姿で登場した。