ポジションは捕手、右投げ右打ち。
福岡工業大学附属城東高等学校、福岡大学卒。
小学校4年生であった2001年に母親が癌で死去、それ以来父親に弟と共に男手ひとつで育てられる。
ルーキーイヤーは前評判の高かった長打力で7本塁打をマークしたものの、打率は振るわなかった。
2015年シーズンでは開幕スタメンを任される。しかし打率本塁打共に振るわず、配球に課題が見つかったことから一軍と二軍を行ったり来たりと期待に答えることができなかった。
2016年シーズンにおいても守備面は飛躍的に向上したものの打撃面は相変わらず振るわず、更に原口文仁の台頭で出場機会が減少。打率.137 0本塁打と結果を残せずわずか37試合に出場に留まる。
2017年シーズンは、前年正捕手を争った原口が一塁手へコンバートされ、更に昨年スタメンマスクを被ることの増えた坂本誠志郎も骨折などで開幕には間に合わなかったため、開幕からスタメンマスクを任されることになる。打率.206と振るわなかったものの打点33とチームに貢献し、オールスターに選出され、盗塁阻止率は小林誠司に次ぐ第2位だったことなどから評価を大きく上げた。
2018年シーズンは捕手へ専念する原口や坂本とスタメンを争い、1年間正捕手として出場。
6月終了時には打率.217と前年同様打撃面は振るわなかったものの、その後調子を上げ8月には月間MVP候補に上がった。成績はキャリアハイとなる打率.259 8本塁打 47打点。盗塁阻止率もリーグ2位と、守備面でも大きく貢献した。阪神では1988年の木戸克彦以来となる規定打席に到達。また2010年の城島健司以来となるゴールデングラブ賞を受賞するなど、名実ともに「虎の正捕手」として結果を残した。