※この記事には、単行本未収録内容が含まれていますので、単行本派の方、TVアニメ派の方は閲覧しないことをオススメします。
「こん国にはもう…強き「侍」を従えられるような本物の「男」もおらん!!」
「侍ナメんなよ…!!」
「おいどんは…!!死に損のうた!!」
概要
ワノ国の盗賊団『頭山(あたまやま)盗賊団』棟梁。
九里の山の森の中を拠点としている。
ホールデムは自身のナワバリで暴れるルフィたちを酒天丸の部下だと誤解し、ルフィたちを人質にして彼を捕えるつもりだった。
つまり現状、百獣海賊団ですら彼と彼の持つ勢力に苦渋を味わっている。
ワノ国の中でも指折りの実力者であり、旱害のジャックとも互角に切り結ぶほど。
カイドウとの交戦経験もあり、カイドウはそれほどの強者である酒天丸を部下に加えたがっている。
人物
その正体は、錦えもんらと共に光月おでんに仕えた侍の一人「アシュラ童子」。
元々は無法地帯「九里」随一の悪党だったがおでんに敗れ、真面目に働く喜びを覚え、おでんを主君と見定めていた。
しかし、おでんを黒炭オロチと百十海賊団の侵攻から守りきれず、あまつさえ自分は生き延びてしまった悔恨ゆえか、現在はおでんに出会う前のように堕落しており、頭山盗賊団を率いて貧しい市民から容赦なく食料を奪ったり、刹那的に虚しさの中で生きている。
カイドウは彼を部下にしたがっているが、取り入るつもりはなく反抗の姿勢を示している。
戦闘能力
あのジャックに一太刀浴びせ互角に戦える実力を持つ。
カイドウとも戦ったことがあり、その実力もあってか彼からは覚えられている。
武器は花柄の鍔の刀。。牛を乗り物としている。
来歴
過去
追放された浪人や罪人たちが集い流血沙汰の絶えない無法地帯「九里」での一番危険な人物「アシュラ童子」として名を馳せていたが、光月おでんに敗れる。
以降、どのような経緯かおでんを主君として認めるようになった。
しかし、カイドウの侵攻に際しては百獣海賊団を止めきれず、主君は死んだ上で生き延びてしまう。
ワノ国編
おでんの死から約20年経ち、盗賊として虚しく生きていた。
旱害のジャックからの勧誘には刃を持って答えるが、カイドウには敵わず撤退を選ぶなど、死に場所を失っていた。
そんな中、カイドウに果敢に挑み、おでんと同じ妖術を見せた謎の男に興味を持つ。
その後、20年前に失踪したかつての同志錦えもんと再会、カイドウとオロチ達への反逆とワノ国の開国を目指す彼から再び協力を求められるも、自身はあくまでおでん個人に惚れ込んだだけで光月家に仕えたわけではない、20年もワノ国を離れていたお前たちにはブランクがあると一蹴、イヌアラシと刀を交えた後、頭山盗賊団を率いておでん城跡地を去ってしまう。